ヤマホトトギスとトラマルハナバチ

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推察される和名	トラマルハナバチ
自信度	★☆☆
撮影場所	神奈川県 / 座間市
撮影日時	2020-06-27

このヤマホトトギスは去年も季節の便りとして報告している株なのですが、たまたまキムネクマバチが熱心に蜜と花粉を集めているところに巡り会えたので昆虫として報告してみることにしました。

キムネクマバチ（単にクマバチと子供の頃から呼んでました）は春、フジやニセアカシアの花が咲く頃から色々な花に集まっているのを目にするものの、じゃあどういうところに巣を作るのだろう･･･と思っていたのですが、枯れ木に1cm程度の穴を開けて巣にするのですね。

自宅にフジとニッキの木があるのですが、昨年の春にフジの花で蜜を吸った後にニッキの枯れ枝（というより幹ですね）の辺りをフラフラしているからどうしたのかと見ていたら、いつ開けたのか丸い穴が開いていてその中へと入っていきました。

案外身近なところで彼らの生活は完結しているんだなと思いました。

それにしてもキムネクマバチ、此方では和名で登録されていなかったのですね。なので、その他としました。

2020/07/11 追記
当初和名をその他としタイトルと上記文中にてキムネクマバチとしていましたが、コメントにてご指摘を頂いたとおりトラマルハナバチの様ですので和名及びタイトルについて訂正致します。

本文については原文のままです。

投稿日	2020年06月29日
最終更新日	2020年07月11日
閲覧数	1,949 Views

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回答

rosy finch

ハチですが、腹部と翅が真っ黒に見えないこと、普段見るキムネクマバチに比べあまりずんぐりむっくりしておらずスリムなこと、胸部が黄色というよりオレンジに近い色であることから、キムネクマバチではないように見えました。
また、花粉団子をつけていますが、私はそのようなキムネクマバチを見たことはなく、図鑑.jpにも掲載がある「日本産マルハナバチ図鑑」を見てみたところ、この花粉団子をつける花粉籠を持つのはマルハナバチ、シタバチ、ミツバチ、ハリナシバチのみとあったので（p.153『マルハナバチとは』）、クマバチではないように思います。

腹部の前方3節くらいが黄色っぽく見えなくもないので、トラマルハナバチでしょうか…
トラマルハナバチの巣は土の中などのようですので、昨年の春にご覧になったというハチはトラマルハナバチではないかとは思いますが…

トラマルハナバチだとしたら、この図鑑.jpの掲載図鑑に掲載されている種ですので、登録がありますね。

回答日2020年06月29日

rosy finchさん

何時もご教授頂き有難うございます。
どうやらずっと間違って覚えていたようです。花団子を付ける/付けないでも見分けるポイントになるという事は勉強になりました。

「トラマルハナバチの巣は土の中」ということのようですので、そうすると春先に見かけたあれは、また別のハチ･･･という可能性もありそうですね。
それこそクマバチが枯れ枝などに穴を明けて巣をつくるようなので、私の頭の中でゴッチャになっている可能性が高そうです。

回答日2020年07月11日