鳥名を教えて下さい
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いいね！1件| 推察される和名 | 指定されていません |
| 自信度 | |
| 撮影場所 | 北海道 / コスタリカ |
| 撮影日時 | 2016-02-18 |
ハチドリの名前が未だにわかりません...
わかる方は教えて下さい
わかる方は教えて下さい
linnet
| 投稿日 | 2017年09月12日 |
| 最終更新日 | 2019年03月04日 |
| 閲覧数 | 3,110 Views |
専門家の回答
平岡先生（山階鳥研）
コスタリカのハチドリはよくにた緑色のハチドリがたくさんおり、この鳥はお示しの写真だけでは私には種名は特定できません。追加で画像をいただけるように事務局からお願いのコメントを書いていただいていますが、追加で別の画像がいただけたら改めて検討したく思います。
回答日2017年09月23日
専門家の回答
平岡先生（山階鳥研）
回答が大変遅くなり申しわけありません。コスタリカの鳥類図鑑（F. G. Stiles他著、"A Guide to the Birds of Costa Rica" Cornell University Press刊）などいくつかの図鑑で調べてみましたがうまく当てはまるものが分からなかったので、知り合いの、アメリカ自然史博物館の鳥類標本担当の方に聞いてみたところ、その人がさらに同博物館の協力調査員として中央アメリカの図鑑の図版を担当している方に聞いてくれました。中央アメリカの鳥類図鑑の著者の一人ということですからこの質問に適任かと思います。その方によると、ヒノドハチドリ （英名：Fiery-throated Hummingbird、学名：Panterpe insignis） ではないかということです。ヒノドハチドリは図鑑によると、雌雄や年齢にかかわらず、喉が赤いように書いてありますので、少し食い下がって聞き直してみましたが、下記のとおり特徴的な色彩が見えるかは見る角度にもよるだろうし、若い個体という可能性もあるかもしれないという答えでした。その際の回答には、可能性としてはアオノドハチドリ（英名：Magnificent Hummingbird、学名：Eugenes fulgens ＜種を細分して考える場合は、英名：Talamanca Hummingbird、学名：Eugenes spectabilis＞）も考えられるとありましたが、その可能性は高くなさそうだということのようです。
下記がその方のコメントのあらましです。
『この鳥は、目の後ろに白い点がある以外は全体に暗色がちのハチドリで、嘴はまっすぐで、頭が大きく、額が切り立って見えます。これらの特徴があてはまるのはヒノドハチドリしかありません。喉の赤など目立つ色彩が見えるかどうかは見る角度次第ということを念頭に置くべきです。
ちなみにヒノドハチドリは通常、嘴の基部にいくらか赤色が見えるのが普通ですが、お尋ねの鳥は嘴全体が黒です。その点を考慮して、他の可能性として唯一考えられるのは、アオノドハチドリです。アオノドハチドリは通常もっと大きく、かつ細身で、嘴がもっと長く、額は低いスロープをなして頭頂が尖って見えるなど、おたずねの鳥の特徴とあわないと思いますが、姿勢や見る角度のせいで違って見えている可能性もあります。もうひとつの可能性として、喉の色が見えないのはいずれの種の場合の場合でも若い鳥という可能性があります。ただし私はそういう個体を見たことはありません。』
ヒノドハチドリの画像としては下記リンクのものがいろいろ揃っていますが、たしかに、喉が赤くて額が青く見えるもののほかに、そういった特徴のない、全体に暗色で部分的に緑色があるものも掲載されています。
Photos of Fiery-throated Hummingbird Panterpe insignis (Internet IBC Bird Collections)
https://www.hbw.com/ibc/species/55446/photos
以上遅くなりましたが調査結果をご報告いたします。
下記がその方のコメントのあらましです。
『この鳥は、目の後ろに白い点がある以外は全体に暗色がちのハチドリで、嘴はまっすぐで、頭が大きく、額が切り立って見えます。これらの特徴があてはまるのはヒノドハチドリしかありません。喉の赤など目立つ色彩が見えるかどうかは見る角度次第ということを念頭に置くべきです。
ちなみにヒノドハチドリは通常、嘴の基部にいくらか赤色が見えるのが普通ですが、お尋ねの鳥は嘴全体が黒です。その点を考慮して、他の可能性として唯一考えられるのは、アオノドハチドリです。アオノドハチドリは通常もっと大きく、かつ細身で、嘴がもっと長く、額は低いスロープをなして頭頂が尖って見えるなど、おたずねの鳥の特徴とあわないと思いますが、姿勢や見る角度のせいで違って見えている可能性もあります。もうひとつの可能性として、喉の色が見えないのはいずれの種の場合の場合でも若い鳥という可能性があります。ただし私はそういう個体を見たことはありません。』
ヒノドハチドリの画像としては下記リンクのものがいろいろ揃っていますが、たしかに、喉が赤くて額が青く見えるもののほかに、そういった特徴のない、全体に暗色で部分的に緑色があるものも掲載されています。
Photos of Fiery-throated Hummingbird Panterpe insignis (Internet IBC Bird Collections)
https://www.hbw.com/ibc/species/55446/photos
以上遅くなりましたが調査結果をご報告いたします。
回答日2017年11月08日
linnet
平岡先生 丁重なご回答ありがとうございました。
回答日2017年11月08日
回答
図鑑.jp事務局K
図鑑.jp事務局です。一番最初にご投稿いただいた写真を再投稿します。
回答日2017年09月29日
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