専門家の回答
バードリサーチ守屋
守屋さんから回答がありましたので掲載します。(事務局)
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目が大きく、短い嘴と長い脚はチドリ類の特徴です。頸まわりが白色で、また目の周りにアイリングと言われる黄色い輪が薄っすらあります。
コチドリはこの黄色がはっきり太いのですが、イカルチドリは細いので、この個体はイカルチドリですね。また、額や目の下を通る線(過眼線)が黒いのは夏羽です。
額の黒い部分は、コチドリよりもイカルチドリは太く後ろにやや出っ張ります。他にもよく似たコチドリと比べると、胸の黒帯が細かったり、体もより横長に見えます。
河川中流で撮られたとのことですが、イカルチドリは礫がごろごろしているような環境が好きで、干潟などではまずいません。どのような環境にいたかということも同定の手がかりになります。
* * *
・コチドリの掲載ページ一覧
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=680
・イカルチドリの掲載ページ一覧
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=159
「イカルチドリは礫がごろごろしているような環境が好きで、」といったあたりは、『原色日本野鳥生態図鑑 水鳥編』を見るとよくわかります。(事務局)
※注釈を記載するにあたり、画像の一部をトリミングさせていただきました
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目が大きく、短い嘴と長い脚はチドリ類の特徴です。頸まわりが白色で、また目の周りにアイリングと言われる黄色い輪が薄っすらあります。
コチドリはこの黄色がはっきり太いのですが、イカルチドリは細いので、この個体はイカルチドリですね。また、額や目の下を通る線(過眼線)が黒いのは夏羽です。
額の黒い部分は、コチドリよりもイカルチドリは太く後ろにやや出っ張ります。他にもよく似たコチドリと比べると、胸の黒帯が細かったり、体もより横長に見えます。
河川中流で撮られたとのことですが、イカルチドリは礫がごろごろしているような環境が好きで、干潟などではまずいません。どのような環境にいたかということも同定の手がかりになります。
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・コチドリの掲載ページ一覧
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=680
・イカルチドリの掲載ページ一覧
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=159
「イカルチドリは礫がごろごろしているような環境が好きで、」といったあたりは、『原色日本野鳥生態図鑑 水鳥編』を見るとよくわかります。(事務局)
※注釈を記載するにあたり、画像の一部をトリミングさせていただきました
回答日2018年04月19日
ナム
ありがとうございます! アイリングがひとつのポイントなんですね。これからは目を気をつけて見てみます!
回答日2018年04月19日
回答