ヒドリガモの雄化個体でしょうか
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推察される和名 | 指定されていません |
自信度 | |
撮影場所 | 奈良県 |
撮影日時 | 2021-01-21 |
昨日奈良県内の河川で撮影した個体です。
このカモはヒドリガモの雄化個体でしょうか。それともオナガガモとのハイブリッドでしょうか。第一回冬羽も考えられますが、ちょっと遅い気がするのですが、いかがでしょうか
よろしくお願いいたします。
このカモはヒドリガモの雄化個体でしょうか。それともオナガガモとのハイブリッドでしょうか。第一回冬羽も考えられますが、ちょっと遅い気がするのですが、いかがでしょうか
よろしくお願いいたします。
奈良ととろ
投稿日 | 2021年01月22日 |
最終更新日 | 2021年01月22日 |
閲覧数 | 2,164 Views |
回答
Elinor
難しくて興味深い個体ですね。幼羽は個体によっては春まで残るのもいるそうなので遅いけどあり得るかもしれません。雄化はもっとごちゃごちゃした感じの羽衣になるような印象があります。でも程度の差でこういうのもいるのかもしれませんね。オナガガモとの交雑だと顔が変わるような気がするのでオカヨシガモ辺りが入ってそうにも見えます。…詳しくないもので、まったく結論の出ないコメントですみません。
回答日2021年02月07日
Shin's
カモは難しいと思われている方もいますが、オス繁殖羽の見分けは難易度が低いですので、何事も経験を重ねるのが重要です。
これは肩羽の斑や脇の羽から見慣れればオス幼羽から第1回繁殖羽への移行中と容易に判断できるものです。経験を積む過程で雨覆など他の特徴も併せて観察するようにしておくと正確度が向上します。
これは肩羽の斑や脇の羽から見慣れればオス幼羽から第1回繁殖羽への移行中と容易に判断できるものです。経験を積む過程で雨覆など他の特徴も併せて観察するようにしておくと正確度が向上します。
回答日2021年10月16日
Shin's
ずいぶん前の質問ですが今季近所に飛来したヒドリガモ成鳥第2陣に雄化が混じっていたので画像添付でコメントしました。
肩羽に太い横斑の名残があり胸と脇の境界にも黒く太い横斑が確認できるでしょう。また白い雨覆に灰色の羽が混じっているのが確認できます。雄化の程度は個体によって異なるので、雑種と同様に外観は画一的ではありません。頭部の羽毛先端が毛羽立つ、頭部の色彩にムラがある、波状斑の線が太く黒っぽく見えるところなども雄化を示す点ですが、何よりこの時期に既に繁殖羽への移行が完了しているように見える違和感です。他のオス成鳥はエクリプス要素が強く換羽はこれからです。この年間を通じて中途半端な繁殖羽に見える姿でいるのも雄化の特徴なんです。もちろん氏原さんの「カモ識別図鑑」の該当ページはよく読んでください。 個人的にこの外観のヒドリガモが雄化と判断できるのに3年程度かかりました。
肩羽に太い横斑の名残があり胸と脇の境界にも黒く太い横斑が確認できるでしょう。また白い雨覆に灰色の羽が混じっているのが確認できます。雄化の程度は個体によって異なるので、雑種と同様に外観は画一的ではありません。頭部の羽毛先端が毛羽立つ、頭部の色彩にムラがある、波状斑の線が太く黒っぽく見えるところなども雄化を示す点ですが、何よりこの時期に既に繁殖羽への移行が完了しているように見える違和感です。他のオス成鳥はエクリプス要素が強く換羽はこれからです。この年間を通じて中途半端な繁殖羽に見える姿でいるのも雄化の特徴なんです。もちろん氏原さんの「カモ識別図鑑」の該当ページはよく読んでください。 個人的にこの外観のヒドリガモが雄化と判断できるのに3年程度かかりました。
回答日2021年10月16日