専門家の回答
小林先生(長池公園)
【ぜんぶ答えますキャンペーン植物編】
小林健人先生(長池公園自然館)からの回答が届きましたので投稿します(事務局)
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■種名:コシロネ
■識別ポイント:葉の形状、葉の色
■参考図鑑:野に咲く花
***
小林健人です。既にyamasyokuさまから回答がなされているように、私もコシロネで良いと思います。
補足になりますが、葉が図鑑に載っているような緑色ではないのは、日焼けというよりも、シロネ属特有の紅葉現象(草紅葉)です。写真のように暗い赤褐色に変わるのはコシロネとヒメシロネ、黄褐色に変わるのはシロネとエゾシロネです。写真判定など、葉の形だけで断定が難しい場合には色も重要な手がかりになります。と言いつつ、残念ながら私はまだ4種全ての紅葉を見たことがありません。
小林健人先生(長池公園自然館)からの回答が届きましたので投稿します(事務局)
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■種名:コシロネ
■識別ポイント:葉の形状、葉の色
■参考図鑑:野に咲く花
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小林健人です。既にyamasyokuさまから回答がなされているように、私もコシロネで良いと思います。
補足になりますが、葉が図鑑に載っているような緑色ではないのは、日焼けというよりも、シロネ属特有の紅葉現象(草紅葉)です。写真のように暗い赤褐色に変わるのはコシロネとヒメシロネ、黄褐色に変わるのはシロネとエゾシロネです。写真判定など、葉の形だけで断定が難しい場合には色も重要な手がかりになります。と言いつつ、残念ながら私はまだ4種全ての紅葉を見たことがありません。
回答日2017年10月13日
専門家の回答
【回答者】藤田先生
【ぜんぶ答えますキャンペーン植物編】
藤田先生(長野県植物研究会)から回答が届きましたので投稿します(事務局)
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萼片の先が鋭く尖っているのも特徴です。
葉形が似たエゾシロネは萼片の先端の尖り方が鈍くなります。
写真のように茎があまり分岐しないものをコシロネ、根元から茎の中部にかけて多数の枝が別れて、主茎が不明瞭になるものをヒメサルダヒコとして種内の変種として分ける考えもあります。
コシロネは休耕田や湿地、ヒメサルダヒコは河川の氾濫原や湖岸の水位が変動するような場所に生育する傾向があります
藤田先生(長野県植物研究会)から回答が届きましたので投稿します(事務局)
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萼片の先が鋭く尖っているのも特徴です。
葉形が似たエゾシロネは萼片の先端の尖り方が鈍くなります。
写真のように茎があまり分岐しないものをコシロネ、根元から茎の中部にかけて多数の枝が別れて、主茎が不明瞭になるものをヒメサルダヒコとして種内の変種として分ける考えもあります。
コシロネは休耕田や湿地、ヒメサルダヒコは河川の氾濫原や湖岸の水位が変動するような場所に生育する傾向があります
回答日2017年10月13日
おだまき
藤田先生
色々なポイントがあるのですね。とても勉強になります。
次は、ヒメサルダヒコも探してみます。
ありがとうございました!
色々なポイントがあるのですね。とても勉強になります。
次は、ヒメサルダヒコも探してみます。
ありがとうございました!
回答日2017年10月13日
回答