この木の名前はなんですか
![Icon heart counter off](/assets/sp/icon_heart_counter_off-c5664782dacd71f9b45b0aa7b41a74301fc945f4f5f5314c68e886b30f641b04.png)
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推察される和名 | 指定されていません |
自信度 | |
撮影場所 | 長野県 / 戸狩温泉の地蔵堂の庭 |
撮影日時 | 2017-11-07 |
長野県戸狩温泉の地蔵堂の庭に植えられていました。この木の名前は何というのでしょうか。
![Nouser](/assets/nouser-b09507529b3602638e992ab544fc931f7ecdbedc057cfb0ced5df0578808b9e9.png)
うらちゃん
投稿日 | 2017年11月09日 |
最終更新日 | 2019年03月05日 |
閲覧数 | 9,906 Views |
専門家の回答
![Kobayashi](/uploads/user/image/162121/kobayashi.jpg)
小林先生(長池公園)
小林先生から回答がありましたので掲載します(事務局)
***
種名
コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)
確からしさ
★★★
識別ポイント
果実と葉の形態、付き方、生育形
参考図鑑
なし
コメント
yamasyokuさまからのご返答にもありますように、写真の植物はオトギリソウ(Hypericum)の仲間です。
オトギリソウの仲間には、草本と木本の両方がありますが、いずれの種類も、葉柄や鋸歯(ギザギザ)の無い葉っぱを
規則正しく対生に付けることや、葉が似ているマメ科などと異なり、果実が朔果(乾くと裂ける)である特徴を持っています。
草本の場合、種類や種内での変異が多いこともあり、ルーペで腺点などの細かい特徴を確認する必要が出てきますが、
木本であれば、ぱっと見でわかる特徴からでも種名を特定ことができます。
さて、オトギリソウの仲間の小低木で、国内で見られる主要なものとして以下の5種が挙げられます。(※全て園芸種)
ビヨウヤナギ、セイヨウキンシバイ(Hypericum calycinum)、キンシバイ、タイリンキンシバイ(Hypericum patulum cv. Hidcote)、コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)
それぞれ、花の形態や葉の付き方、果実の形状などに特徴があります。
これらのうち、葉が細長いビヨウヤナギと、地上を這って広がる性質を持つセイヨウキンシバイは除外できます。
また、キンシバイは花数が少なく、横向きに咲き、葉が二列対生となるため、これらの特徴も写真のものとは異なります。
残り2種となりましたが、ここまでくれば、外観上の特徴をよく照らし合わせていくことで同定できるはずです。
・茎は直立し、多数分枝して朔果をたくさん付けている。
・朔果は小さく、長楕円形で黒色。
・葉の幅(特に基部)は広く、紅葉していない。
以上の特徴より、コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)と同定させていただきました。
赤~黒に変化する果実の美しさから、花の鑑賞用というよりもむしろ、果実を生け花等に用いることが多い種類ですね。
切り花や鉢植えが主で、ほとんど野生化していないため、「樹木の葉」をはじめ、野生植物が中心に掲載されている図鑑ではまず取り上げられていません。
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種名
コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)
確からしさ
★★★
識別ポイント
果実と葉の形態、付き方、生育形
参考図鑑
なし
コメント
yamasyokuさまからのご返答にもありますように、写真の植物はオトギリソウ(Hypericum)の仲間です。
オトギリソウの仲間には、草本と木本の両方がありますが、いずれの種類も、葉柄や鋸歯(ギザギザ)の無い葉っぱを
規則正しく対生に付けることや、葉が似ているマメ科などと異なり、果実が朔果(乾くと裂ける)である特徴を持っています。
草本の場合、種類や種内での変異が多いこともあり、ルーペで腺点などの細かい特徴を確認する必要が出てきますが、
木本であれば、ぱっと見でわかる特徴からでも種名を特定ことができます。
さて、オトギリソウの仲間の小低木で、国内で見られる主要なものとして以下の5種が挙げられます。(※全て園芸種)
ビヨウヤナギ、セイヨウキンシバイ(Hypericum calycinum)、キンシバイ、タイリンキンシバイ(Hypericum patulum cv. Hidcote)、コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)
それぞれ、花の形態や葉の付き方、果実の形状などに特徴があります。
これらのうち、葉が細長いビヨウヤナギと、地上を這って広がる性質を持つセイヨウキンシバイは除外できます。
また、キンシバイは花数が少なく、横向きに咲き、葉が二列対生となるため、これらの特徴も写真のものとは異なります。
残り2種となりましたが、ここまでくれば、外観上の特徴をよく照らし合わせていくことで同定できるはずです。
・茎は直立し、多数分枝して朔果をたくさん付けている。
・朔果は小さく、長楕円形で黒色。
・葉の幅(特に基部)は広く、紅葉していない。
以上の特徴より、コボウズオトギリ(Hypericum androsaemum)と同定させていただきました。
赤~黒に変化する果実の美しさから、花の鑑賞用というよりもむしろ、果実を生け花等に用いることが多い種類ですね。
切り花や鉢植えが主で、ほとんど野生化していないため、「樹木の葉」をはじめ、野生植物が中心に掲載されている図鑑ではまず取り上げられていません。
回答日2018年05月22日
![Nouser](/assets/nouser-b09507529b3602638e992ab544fc931f7ecdbedc057cfb0ced5df0578808b9e9.png)
回答
![Nouser](/assets/nouser-b09507529b3602638e992ab544fc931f7ecdbedc057cfb0ced5df0578808b9e9.png)
yamasyoku
細かい種まで分かりませんが、タイリンキンシバイとか、セイヨウキンシバイとか、オトギリソウの仲間の低木じゃないでしょうか。林将之の樹木の葉に4種ほど載っているので見てみて下さい。
回答日2017年11月11日
![Nouser](/assets/nouser-b09507529b3602638e992ab544fc931f7ecdbedc057cfb0ced5df0578808b9e9.png)
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