スゲ?イネ??
いいね!2件
推察される和名 | 指定されていません |
自信度 | |
撮影場所 | 神奈川県 / 座間市 |
撮影日時 | 2019-03-17 |
恐らくスゲの仲間なのだろうと今まで漠然と見ていた植物です。
春先になると近所の雑木林(どちらかというとスギが多い)の中で咲き出します。
よく見ると穂先だけでなく花茎の途中から分岐した花も付けているように見えます。
穂先までの高さは15~20cm程度です。
春先になると近所の雑木林(どちらかというとスギが多い)の中で咲き出します。
よく見ると穂先だけでなく花茎の途中から分岐した花も付けているように見えます。
穂先までの高さは15~20cm程度です。
aw
投稿日 | 2019年03月17日 |
最終更新日 | 2019年03月17日 |
閲覧数 | 1,468 Views |
回答
図鑑.jp事務局K
ヒメカンスゲではないでしょうか? 去年調べて覚えました。
回答日2019年03月18日
ねこねこ
「カンスゲ」の仲間は種類が多く正確な同定が難しいそうですが、東京近辺の低地や里山の雑木林で小型なのでヒメカンスゲかと思います。
回答日2019年03月18日
Fe
自信なしですが、ホンモンジスゲかシロイトスゲだと思います。
写真のスゲの特徴を見ると、
・頂小穂のみ雄性で側小穂が雌性
・雄小穂は淡褐色?。形状はやや線形?
・雌小穂は1花茎あたり1,2本
・苞は有葉で雌小穂より長い。鞘は緑色
・葉の幅は2mm前後?、質は軟らかそう
などでしょうか。あと、ゆるく叢生(株)しているようにも見えます。
まず、小穂の付き方などからヌカスゲ節の一種と考えました。そのうち、ヤマオオイトスゲ、ホンモンジスゲ、シロイトスゲが近いと考えました(分布域外の種は検討していません)。
3種を比較すると、
生え方…叢生し匐枝なし、叢生~疎生し匐枝あり、緩く叢生し匐枝あり
基部の鞘の色…濃褐色、褐色、白色~淡褐色
雄小穂の色…緑白色、淡黄緑色のち褐色、緑白色
果胞…有毛、有毛、無毛
などです。
あと、神奈川限定の情報として、ヤマオオイトスゲは山地に分布が限定、シロイトスゲは山地に多く低地は少ない、ホンモンジスゲは低地でも多いようです。
生え方や分布域から判断するとヤマオオイトスゲは外せそうです。
ホンモンジスゲかシロイトスゲかは、写真からは私には判断できませんでした(シロイトっぽい気もしますが)。基部鞘や果胞に明瞭なちがいがあるようなので、これらを確認できれば確実な種同定ができそうです。
既にヒメカンスゲとのご回答がありますが、ヒメカンスゲは「雄小穂が紫褐色を帯びて棍棒状」、「苞の鞘の基部が紫褐色を帯びるために、花茎の一部が紫褐色に見える」、「葉は常緑で質がかたく濃緑色」、といった特徴があると思います。よって、ヒメカンスゲではないと思います。
(日本のスゲ、神奈川県植物誌2018の記述を参考にしました)
写真のスゲの特徴を見ると、
・頂小穂のみ雄性で側小穂が雌性
・雄小穂は淡褐色?。形状はやや線形?
・雌小穂は1花茎あたり1,2本
・苞は有葉で雌小穂より長い。鞘は緑色
・葉の幅は2mm前後?、質は軟らかそう
などでしょうか。あと、ゆるく叢生(株)しているようにも見えます。
まず、小穂の付き方などからヌカスゲ節の一種と考えました。そのうち、ヤマオオイトスゲ、ホンモンジスゲ、シロイトスゲが近いと考えました(分布域外の種は検討していません)。
3種を比較すると、
生え方…叢生し匐枝なし、叢生~疎生し匐枝あり、緩く叢生し匐枝あり
基部の鞘の色…濃褐色、褐色、白色~淡褐色
雄小穂の色…緑白色、淡黄緑色のち褐色、緑白色
果胞…有毛、有毛、無毛
などです。
あと、神奈川限定の情報として、ヤマオオイトスゲは山地に分布が限定、シロイトスゲは山地に多く低地は少ない、ホンモンジスゲは低地でも多いようです。
生え方や分布域から判断するとヤマオオイトスゲは外せそうです。
ホンモンジスゲかシロイトスゲかは、写真からは私には判断できませんでした(シロイトっぽい気もしますが)。基部鞘や果胞に明瞭なちがいがあるようなので、これらを確認できれば確実な種同定ができそうです。
既にヒメカンスゲとのご回答がありますが、ヒメカンスゲは「雄小穂が紫褐色を帯びて棍棒状」、「苞の鞘の基部が紫褐色を帯びるために、花茎の一部が紫褐色に見える」、「葉は常緑で質がかたく濃緑色」、といった特徴があると思います。よって、ヒメカンスゲではないと思います。
(日本のスゲ、神奈川県植物誌2018の記述を参考にしました)
回答日2019年03月18日
図鑑.jp事務局K
ほんとだ。紫色のところがありませんね。去年覚えたのに…。すみません。
回答日2019年03月19日
aw
図鑑.jp事務局Kさん
ねこねこさん
Feさん
色々とコメントを頂き、有難うございます。
本日頂いた鑑別ポイントを確認しにもう一度見てきました。
まずFeさんがご指摘の通り、雄小穂が紫褐色ではないことと葉の質感が固いと言うよりはしなやかで葉の幅は2~3mm程度だったため、ヒメカンスゲではなさそうです。
残る3種ヤマオオイトスゲ、ホンモンジスゲ、シロイトスゲのうちヤマオオイトスゲは「神奈川県植物誌2001、2018」に座間市に分布がないので除外して考えることにしました。
・生え方:叢生・緩く叢生の判断基準がよく判らないので保留。掘り返すのが躊躇われたので匐枝の有り無しについても確認できていません。
・基部の鞘の色:株の根元を可能な限りかき分けて確認したところ、濃い色ではなく白っぽい(このコメントに写真を添付)
・果胞:無毛のようです(別コメントに写真添付)またボケていますが雄小穂の色は今のところ白っぽい色をしています。
以上のことからシロイトスゲの可能性が高いということで良いのでしょうか。
ねこねこさん
Feさん
色々とコメントを頂き、有難うございます。
本日頂いた鑑別ポイントを確認しにもう一度見てきました。
まずFeさんがご指摘の通り、雄小穂が紫褐色ではないことと葉の質感が固いと言うよりはしなやかで葉の幅は2~3mm程度だったため、ヒメカンスゲではなさそうです。
残る3種ヤマオオイトスゲ、ホンモンジスゲ、シロイトスゲのうちヤマオオイトスゲは「神奈川県植物誌2001、2018」に座間市に分布がないので除外して考えることにしました。
・生え方:叢生・緩く叢生の判断基準がよく判らないので保留。掘り返すのが躊躇われたので匐枝の有り無しについても確認できていません。
・基部の鞘の色:株の根元を可能な限りかき分けて確認したところ、濃い色ではなく白っぽい(このコメントに写真を添付)
・果胞:無毛のようです(別コメントに写真添付)またボケていますが雄小穂の色は今のところ白っぽい色をしています。
以上のことからシロイトスゲの可能性が高いということで良いのでしょうか。
回答日2019年03月24日
aw
果胞と雄小穂の写真です
回答日2019年03月24日
Fe
awさん
追加のご報告、ありがとうございます。最初の写真と同じ個体でしょうか?
新しい写真だとヒメカンスゲに見えます… 花茎の一部(苞基部)が紫褐色なのと、雌小穂に芒(ノギ)が目立つこと、葉の色合いが理由です。
それから、基部の鞘はもう少し地面ぎわの部分を見ないと、何とも言えないです。
スゲは難しいですね。
追加のご報告、ありがとうございます。最初の写真と同じ個体でしょうか?
新しい写真だとヒメカンスゲに見えます… 花茎の一部(苞基部)が紫褐色なのと、雌小穂に芒(ノギ)が目立つこと、葉の色合いが理由です。
それから、基部の鞘はもう少し地面ぎわの部分を見ないと、何とも言えないです。
スゲは難しいですね。
回答日2019年03月24日
aw
Feさん
先日の雨に打たれてしまったようで、正直なところ同じ個体かどうかの自信がありません。
恐らくこの中のどれかだとは思うのですが…
基部の鞘はもっと地面際を確認しないと判別が付かないのですね。
スゲ、手強いです(苦笑)
先日の雨に打たれてしまったようで、正直なところ同じ個体かどうかの自信がありません。
恐らくこの中のどれかだとは思うのですが…
基部の鞘はもっと地面際を確認しないと判別が付かないのですね。
スゲ、手強いです(苦笑)
回答日2019年03月24日