これは何の花でしょう?
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推察される和名 | 指定されていません |
自信度 | |
撮影場所 | 京都府 / 山科駅前 |
撮影日時 | 2019-04-26 |
山科駅前の植え込みに生えていました。何の花か教えて下さい。
さちこ
投稿日 | 2019年04月27日 |
最終更新日 | 2019年04月27日 |
閲覧数 | 1,868 Views |
回答
Fe
ヨーロッパ原産の外来種、ニセカラクサケマンFumaria capreolata(ケシ科カラクサケマン属)ではないでしょうか?
「増補改訂 日本帰化植物写真図鑑第2巻」によれば、カラクサケマン属のうちカラクサケマン、ニセカラクサケマン、セイヨウエンゴサクの3種が日本に帰化しています。3種の区別は難しいようですが、以下の4つの理由からニセカラクサケマンと判断しました。①と②が決定的な特徴です。
①萼(ガク)が鋸歯縁、長さは花弁の1/2くらい…鋸歯縁は全種に該当。長さはニセカラクサケマンのみ該当。他2種の萼の長さは、花弁の1/2長に達しない。
②果柄が茎に対して下方に曲がる(2枚目の写真に、少しだけ果実が写っています)…ニセカラクサケマンのみ該当。他2種では(熟した時に?)斜上する。
③花色は全体が白色、先端部のみ濃紫紅色…ニセカラクサケマンのみ該当。他2種は全体が(淡)紫紅色、先端部が濃紫紅色を帯びるようです(例外があるかもしれませんが)。
④草体が半つる状に伸びる…ニセカラクサケマン、セイヨウエンゴサクが該当。
「増補改訂 日本帰化植物写真図鑑第2巻」によれば、カラクサケマン属のうちカラクサケマン、ニセカラクサケマン、セイヨウエンゴサクの3種が日本に帰化しています。3種の区別は難しいようですが、以下の4つの理由からニセカラクサケマンと判断しました。①と②が決定的な特徴です。
①萼(ガク)が鋸歯縁、長さは花弁の1/2くらい…鋸歯縁は全種に該当。長さはニセカラクサケマンのみ該当。他2種の萼の長さは、花弁の1/2長に達しない。
②果柄が茎に対して下方に曲がる(2枚目の写真に、少しだけ果実が写っています)…ニセカラクサケマンのみ該当。他2種では(熟した時に?)斜上する。
③花色は全体が白色、先端部のみ濃紫紅色…ニセカラクサケマンのみ該当。他2種は全体が(淡)紫紅色、先端部が濃紫紅色を帯びるようです(例外があるかもしれませんが)。
④草体が半つる状に伸びる…ニセカラクサケマン、セイヨウエンゴサクが該当。
回答日2019年04月29日