植物の名前を知りたいです。
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推察される和名 | 指定されていません |
自信度 | |
撮影場所 | 北海道 |
撮影日時 | 2019-06-17 |
高さ3㎝×花サイズ0.7㎜ほどで多肉植物のような厚みがある薄いピンクです。
雑草のように道端に咲いていました。
雑草のように道端に咲いていました。
mirai
投稿日 | 2019年06月18日 |
最終更新日 | 2019年06月18日 |
閲覧数 | 1,742 Views |
専門家の回答
小林先生(長池公園)
小林先生(長池公園副園長)からコメントがありましたので掲載します(事務局)
***
種名
ウスユキマンネングサ
確からしさ
★★★
識別ポイント
花と葉の形態、分布ほか
参考図鑑
日本帰化植物写真図鑑第2巻(全農教)、北海道の草花(北海道新聞社)、北海道外来植物便覧-2015年度版(北海道大学出版会)
コメント
お返事がとても遅くなりました。可愛らしい多肉植物のご質問、ありがとうございます。
結論から申しますと、写真の植物はベンケイソウ科の外来種、ウスユキマンネングサと思われます。
全体の感じや生え方、葉っぱの様子などがわかるとより確実なのですが、おそらく間違いありません。
まず、星形の花と多肉質で分厚い葉っぱの様子から、マンネングサの仲間であることが推測できます。
この仲間の大半は花が黄色いのが特徴ですが、写真の植物は白系に見えます。
白い花のマンネングサ類となると、日本に自生する種類は無く、園芸やグラウンドカバープランツとして栽培・植栽されていたものが野生化したものと判断できます。これらのうち、和名が付けられていて、かつ北海道にも分布している種類に絞ってみると、ウスユキマンネングサとヒメボシタイトゴメの2つにたどり着くはずです。最終的にウスユキマンネングサと判別したポイントを下記にまとめます。
・花弁(花びら)は6枚のことが多い。(※他種は5枚が多い。)
・花弁の中心に赤い筋が走っている。
・茎や葉は無毛で赤味がかり、葉は互生している。
・北海道では広い範囲で分布が確認されている。
以上、参考にしていただければと思います。
***
種名
ウスユキマンネングサ
確からしさ
★★★
識別ポイント
花と葉の形態、分布ほか
参考図鑑
日本帰化植物写真図鑑第2巻(全農教)、北海道の草花(北海道新聞社)、北海道外来植物便覧-2015年度版(北海道大学出版会)
コメント
お返事がとても遅くなりました。可愛らしい多肉植物のご質問、ありがとうございます。
結論から申しますと、写真の植物はベンケイソウ科の外来種、ウスユキマンネングサと思われます。
全体の感じや生え方、葉っぱの様子などがわかるとより確実なのですが、おそらく間違いありません。
まず、星形の花と多肉質で分厚い葉っぱの様子から、マンネングサの仲間であることが推測できます。
この仲間の大半は花が黄色いのが特徴ですが、写真の植物は白系に見えます。
白い花のマンネングサ類となると、日本に自生する種類は無く、園芸やグラウンドカバープランツとして栽培・植栽されていたものが野生化したものと判断できます。これらのうち、和名が付けられていて、かつ北海道にも分布している種類に絞ってみると、ウスユキマンネングサとヒメボシタイトゴメの2つにたどり着くはずです。最終的にウスユキマンネングサと判別したポイントを下記にまとめます。
・花弁(花びら)は6枚のことが多い。(※他種は5枚が多い。)
・花弁の中心に赤い筋が走っている。
・茎や葉は無毛で赤味がかり、葉は互生している。
・北海道では広い範囲で分布が確認されている。
以上、参考にしていただければと思います。
回答日2019年07月24日
回答