初夏にママコナ?
いいね!1件
いいね!1件
いいね!2件
推察される和名 | 指定されていません |
自信度 | |
撮影場所 | 岡山県 / 岡山県加賀郡吉備中央町の林縁 |
撮影日時 | 2023-06-10 |
先日(6/10)、岡山県中部の山地にてママコナの大群落に出会いました。明るい林床一面に花が咲いていましたが、図鑑によるとどの本も花期は7〜8月の盛夏と書いています。1か月は早いように思います。一面に満開であったことから、ちょっと早咲きの個体というわけでもないようです。こんなに花期がずれることもあるものでしょうか?
ごじら@岡山
投稿日 | 2023年06月12日 |
最終更新日 | 2023年06月12日 |
閲覧数 | 685 Views |
回答
yamasyoku
こんにちは(^^)/
種に関しては、ママコナで良さそうですよね。
花期について明確な回答はできませんが、可能性として以下を思いつきました。
1.単純に図鑑の情報不足
植物は種類が多く、地域による違いも有る(まぁ動物もですが)ので図鑑に載っている情報からある程度逸脱するものも多い。
2.気候的な問題
植物の季節を決めるのは種によって違って、気温に反応するものや日照時間に反応するものが有ると認識しています。
今年は冬の終わりから暖かかったので、その影響も有る??
3.地域個体群としての特徴
同じ種であっても、当然地域によってある程度遺伝子が違うわけですから、開花時期等の生態も多少の違いがある可能性が有ります。
開花時期が違えば、他地域のものと花粉での交流も減るので、更にその特徴が固定されていくということも有るかも知れません。
私は植物の生理や遺伝については詳しくないです。
あくまでもパッと思いついたことを書いただけであるということはご了承ください。
種に関しては、ママコナで良さそうですよね。
花期について明確な回答はできませんが、可能性として以下を思いつきました。
1.単純に図鑑の情報不足
植物は種類が多く、地域による違いも有る(まぁ動物もですが)ので図鑑に載っている情報からある程度逸脱するものも多い。
2.気候的な問題
植物の季節を決めるのは種によって違って、気温に反応するものや日照時間に反応するものが有ると認識しています。
今年は冬の終わりから暖かかったので、その影響も有る??
3.地域個体群としての特徴
同じ種であっても、当然地域によってある程度遺伝子が違うわけですから、開花時期等の生態も多少の違いがある可能性が有ります。
開花時期が違えば、他地域のものと花粉での交流も減るので、更にその特徴が固定されていくということも有るかも知れません。
私は植物の生理や遺伝については詳しくないです。
あくまでもパッと思いついたことを書いただけであるということはご了承ください。
回答日2023年06月15日
maoki09876
ママコナ属は、①ママコナの由来である米粒が黄色か白色か、②萼の形と毛の有無、③花の付け根にある苞の形と牙歯の形や数と有無が決め手となります。写真を見ると、①は白色、②は先が尖り、ほぼ無毛(良く見ると短毛があるかも知れません。ママコナは多毛)、③は毛状牙歯がママコナほど多くない、等で、岡山県内にも分布があるという「ツクシママコナ」と同定します。花期は少し早い気がしますが、yamashokuさんのおっしゃることも理があると思います。北龍館図鑑によるとママコナは6~8月頃に咲くとなっています。
回答日2023年07月03日
yamasyoku
maoki09876さん、コメントありがとうございます!
"ツクシ"ママコナを調べましたが、『web版 鳥取県植物誌』にしか載っていませんでした。
学名からすると(Melampyrum roseum var. roseum)、"ツシマ"ママコナと同じものと考えて良いのでしょうかね?
仰るとおり、ただのママコナはもっとフワフワなぐらい毛深く刺が芒の様に尖ってますね。
ごじら@岡山さんへ
maoki09876さんが仰る様に、ママコナの変種の様です。
ツクシママコナもツシマママコナも種としてはママコナと同じで、図鑑.jpにはツクシママコナの名前が無いので、ママコナかツシマママコナで登録されると良いかと思います。
なお、平凡社の『改訂版日本の野生植物』と山渓の『山に咲く花』では、ママコナの花期は「7-9月」保育者『原色日本植物図鑑』ではmaoki09876さんの図鑑同様「6-8月」となっています。
"ツクシ"ママコナを調べましたが、『web版 鳥取県植物誌』にしか載っていませんでした。
学名からすると(Melampyrum roseum var. roseum)、"ツシマ"ママコナと同じものと考えて良いのでしょうかね?
仰るとおり、ただのママコナはもっとフワフワなぐらい毛深く刺が芒の様に尖ってますね。
ごじら@岡山さんへ
maoki09876さんが仰る様に、ママコナの変種の様です。
ツクシママコナもツシマママコナも種としてはママコナと同じで、図鑑.jpにはツクシママコナの名前が無いので、ママコナかツシマママコナで登録されると良いかと思います。
なお、平凡社の『改訂版日本の野生植物』と山渓の『山に咲く花』では、ママコナの花期は「7-9月」保育者『原色日本植物図鑑』ではmaoki09876さんの図鑑同様「6-8月」となっています。
回答日2023年07月04日