潮風の当たる崖に生えていました
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推察される和名 | ラセイタソウ |
自信度 | ★★★ |
撮影場所 | 東京都 / 式根島(2,3枚目),御蔵島(3枚目,これだけ2017年5月12日撮影) |
撮影日時 | 2017-07-10 |
何科か見当がつかず,どの検索表を使えばよいのかわからず途方に暮れておりました。
伊豆諸島(式根島,御蔵島)で,潮風のよく当たりそうな岩壁に生えていたものです。
3枚めだけ若干場所と時期が異なるのですが,おそらく同じ種かと思い入れています。
高さは20cmもないくらい,葉の大きさ(葉身?)は,5〜7cmくらいです。
ご教示いただければ幸いです。
伊豆諸島(式根島,御蔵島)で,潮風のよく当たりそうな岩壁に生えていたものです。
3枚めだけ若干場所と時期が異なるのですが,おそらく同じ種かと思い入れています。
高さは20cmもないくらい,葉の大きさ(葉身?)は,5〜7cmくらいです。
ご教示いただければ幸いです。
miat
投稿日 | 2017年10月12日 |
最終更新日 | 2019年03月04日 |
閲覧数 | 1,826 Views |
専門家の回答
小林先生(長池公園)
【ぜんぶ答えますキャンペーン植物編】
小林健人先生(長池公園自然館)からの回答が届きましたので投稿します(事務局)
******
■種名:ラセイタソウ
■識別ポイント:葉の厚み、生育環境
■参考図鑑:野に咲く花
***
写真の植物は、イラクサ科のラセイタソウです。
「羅背板」とは毛織物の一種のことで、毛深くて厚みのある葉の手触りがこれと似ているために名付けられたそうです。
葉だけを見ると、ラセイタタマアジサイも似ていますが、こちらはアジサイの仲間ですので、花を見れば一目瞭然ですね。
また、葉脈が凹んでいることや葉の縁の鋸歯(ギザギザ)が細かいことも類似種との見分けのポイントです。
海岸の波しぶきがかかるような場所では、生育できる植物の種類も限られてきます。特徴が乏しくて何の仲間か見当すら付かないような場合には、分類よりもむしろ「海岸に生える植物」という生態的な特徴に的を絞り、あとは絵合わせでそれっぽいものを探していくという方法も一つの手です。
小林健人先生(長池公園自然館)からの回答が届きましたので投稿します(事務局)
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■種名:ラセイタソウ
■識別ポイント:葉の厚み、生育環境
■参考図鑑:野に咲く花
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写真の植物は、イラクサ科のラセイタソウです。
「羅背板」とは毛織物の一種のことで、毛深くて厚みのある葉の手触りがこれと似ているために名付けられたそうです。
葉だけを見ると、ラセイタタマアジサイも似ていますが、こちらはアジサイの仲間ですので、花を見れば一目瞭然ですね。
また、葉脈が凹んでいることや葉の縁の鋸歯(ギザギザ)が細かいことも類似種との見分けのポイントです。
海岸の波しぶきがかかるような場所では、生育できる植物の種類も限られてきます。特徴が乏しくて何の仲間か見当すら付かないような場合には、分類よりもむしろ「海岸に生える植物」という生態的な特徴に的を絞り、あとは絵合わせでそれっぽいものを探していくという方法も一つの手です。
回答日2017年10月13日
miat
ご回答ありがとうございます。探し方のご助言もありがとうございます。これを参考にしつつ,いろいろな植物や図鑑を見て経験値を上げていく必要があるなあと思いました。
回答日2017年10月13日
回答