専門家の回答
小林先生(長池公園)
小林健人先生(長池公園副園長)から回答が届きました(事務局)
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種名:イチヤクソウ
確からしさ:★★★
識別ポイント:葉の形態、生育環境
参考図鑑:野に咲く花(山と渓谷社)
***
これは面白いですね。そして、普通と違うことに、よく気が付かれました。
葉の形や葉脈の入り方、平地のコナラ林という生育環境などから、ご推察のとおり、イチヤクソウと思われます。
通常1本の主脈が2本ある点につきましては、2枚の葉が1つに合着して成長したものか、あるいは奇形的な個体なのではないかと思います。
種として、葉脈がもともと偶数であることを特徴とする植物は、二又分岐をするイチョウや、
2つの葉の合着に由来するコウヤマキ(※見かけ上は溝が1本)など、植物種全体から見ればごくわずかです。
故に、今回は種としての違いではなく、同じ種の中の個性として捉えました。
しかしながら、こうした発見から新種や新品種が誕生することもありますので、ぜひ今後も“違和感を捉える眼”を大事にしていって下さい。
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種名:イチヤクソウ
確からしさ:★★★
識別ポイント:葉の形態、生育環境
参考図鑑:野に咲く花(山と渓谷社)
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これは面白いですね。そして、普通と違うことに、よく気が付かれました。
葉の形や葉脈の入り方、平地のコナラ林という生育環境などから、ご推察のとおり、イチヤクソウと思われます。
通常1本の主脈が2本ある点につきましては、2枚の葉が1つに合着して成長したものか、あるいは奇形的な個体なのではないかと思います。
種として、葉脈がもともと偶数であることを特徴とする植物は、二又分岐をするイチョウや、
2つの葉の合着に由来するコウヤマキ(※見かけ上は溝が1本)など、植物種全体から見ればごくわずかです。
故に、今回は種としての違いではなく、同じ種の中の個性として捉えました。
しかしながら、こうした発見から新種や新品種が誕生することもありますので、ぜひ今後も“違和感を捉える眼”を大事にしていって下さい。
回答日2018年02月13日
塩豆大福
小林先生
ご丁寧な回答、解説ありがとうございます。
調べてみてもズバリという答えが見つからず、モヤモヤしておりましたので、専門家にご意見いただけてとても嬉しく、光栄です。
次に展開していく葉がどのようになるのか、花の様子等を楽しみに経過観察を続けていきます。
また不思議な個体を見つけたら、こちらで質問させていただきます!
本当にありがとうございました。
ご丁寧な回答、解説ありがとうございます。
調べてみてもズバリという答えが見つからず、モヤモヤしておりましたので、専門家にご意見いただけてとても嬉しく、光栄です。
次に展開していく葉がどのようになるのか、花の様子等を楽しみに経過観察を続けていきます。
また不思議な個体を見つけたら、こちらで質問させていただきます!
本当にありがとうございました。
回答日2018年02月19日
回答