専門家の回答
小林先生(長池公園)
小林先生(長池公園副園長)から回答がありましたので掲載します(事務局)
***
種名
コショウハッカ(セイヨウハッカ、ペパーミント)
確からしさ
★☆☆
識別ポイント
全形、葉の形態
参考図鑑
北海道外来植物便覧-2015年版-(北海道大学出版会)、神奈川県植物誌2001、日本帰化植物図鑑(北隆館)ほか
コメント
suzukiさまが先に回答されているとおり、この植物はシソ科のミントの仲間だと思われます。
ミントの仲間は、品種を含めると数百~数千種類あるとも言われており、正直お手上げです。
識別には、花の付き方と葉の香りが最も重要な手がかりとなります。
この写真からは、それらを予想することは難しいので、葉の様子などから推察させていただきます。
また、「北海道外来植物便覧-2015年版-」によれば、道内で栽培品から逸出して野生化状態が確認されている
ミントの仲間は7種類が報告されていますので、前提として、これらの種に候補を絞って見てみることにします。
まず、写真の植物の特徴を整理してみましょう。
①草丈が大きくよく枝分かれしている。
②茎上部の葉にははっきりとした柄がある。茎下部の葉では柄が目立たない。
③葉は長めで縁に細かい鋸歯がある。
④全体に毛は無いように見え、茎葉は鮮やかな緑色をしている。
以上のような点になるかと思います。
これらの特徴に一致するものはコショウハッカ(セイヨウハッカ)、すなわちペパーミントです。
本種は、いくつもの園芸品種や他種との交配品種が作られており、見た目や香りも様々なバリエーションがあるようなので、
それ以上のことは分かりませんが、種としてはコショウハッカである可能性が高いのではないかと思います。
そうは言ってみたものの、やはり自信はありません。
花が咲きましたら、改めて神奈川県植物誌2001や日本帰化植物図鑑の検索表と照らし合わせ、ぜひ調べてみて下さいね。
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種名
コショウハッカ(セイヨウハッカ、ペパーミント)
確からしさ
★☆☆
識別ポイント
全形、葉の形態
参考図鑑
北海道外来植物便覧-2015年版-(北海道大学出版会)、神奈川県植物誌2001、日本帰化植物図鑑(北隆館)ほか
コメント
suzukiさまが先に回答されているとおり、この植物はシソ科のミントの仲間だと思われます。
ミントの仲間は、品種を含めると数百~数千種類あるとも言われており、正直お手上げです。
識別には、花の付き方と葉の香りが最も重要な手がかりとなります。
この写真からは、それらを予想することは難しいので、葉の様子などから推察させていただきます。
また、「北海道外来植物便覧-2015年版-」によれば、道内で栽培品から逸出して野生化状態が確認されている
ミントの仲間は7種類が報告されていますので、前提として、これらの種に候補を絞って見てみることにします。
まず、写真の植物の特徴を整理してみましょう。
①草丈が大きくよく枝分かれしている。
②茎上部の葉にははっきりとした柄がある。茎下部の葉では柄が目立たない。
③葉は長めで縁に細かい鋸歯がある。
④全体に毛は無いように見え、茎葉は鮮やかな緑色をしている。
以上のような点になるかと思います。
これらの特徴に一致するものはコショウハッカ(セイヨウハッカ)、すなわちペパーミントです。
本種は、いくつもの園芸品種や他種との交配品種が作られており、見た目や香りも様々なバリエーションがあるようなので、
それ以上のことは分かりませんが、種としてはコショウハッカである可能性が高いのではないかと思います。
そうは言ってみたものの、やはり自信はありません。
花が咲きましたら、改めて神奈川県植物誌2001や日本帰化植物図鑑の検索表と照らし合わせ、ぜひ調べてみて下さいね。
回答日2018年08月12日
daifuku
ご回答ありがとうございます。
そんなに種類があるものなのですね。面白いです、勉強になります。
花が咲いたらまた図鑑でしらべてみたいと思います。ありがとうございました!
そんなに種類があるものなのですね。面白いです、勉強になります。
花が咲いたらまた図鑑でしらべてみたいと思います。ありがとうございました!
回答日2018年08月16日
回答