専門家の回答
小林先生(長池公園)
小林先生(長池公園副園長)から回答がありましたので掲載します。
tanaemiさんのコメントの通り、アキカラマツとのことです。
***
種名
アキカラマツ
確からしさ
★★★
識別ポイント
開花期、葉の形態
参考図鑑
野に咲く花
コメント
写真の植物はキンポウゲ科カラマツソウ属のアキカラマツです。
本種は、カラマツソウ属の中ではもっとも身近な種の一つとして知られ、日本全土で見ることができます。
カラマツソウ属の特徴としましては、三出複葉と言われる繊細な葉の形と、白~黄白色の花を多数付ける点がポイントです。
写真で花のように見えているものは蕾です。この後、萼が開き、中から多数の雄しべが出てきて開花します。
カラマツソウの仲間の多くは初夏~盛夏に開花し、秋には枯れてしまいますが、アキカラマツは、名前のとおり7月の終わりから10月頃まで開花が見られます。
写真は撮影日が8月29日ですので、この時点でまだほとんどが蕾であるということが、本種を同定する上で大切な手がかりとなります。
以前、この掲示板で開花期のミヤマカラマツが投稿されていますので、撮影日を比べると花期の違いがよくわかると思います。
また、一つ一つの小葉の形に注目してみますと、基部が丸く、先が3~5裂しており、まるで“動物の足跡”のように見える点も、覚えやすい特徴です。
本種とよく混同されているミカン科のマツカゼソウは、小葉が真ん丸で切れ込みが無いことから容易に区別できます。
そろそろ、写真の群落も開花する頃かと思いますので、ぜひ可愛らしい花をご覧になって下さい。
***
ミヤマカラマツの投稿はこちら
https://i-zukan.jp/posts/891
アカカラマツの掲載図鑑一覧はこちら
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=5264
tanaemiさんのコメントの通り、アキカラマツとのことです。
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種名
アキカラマツ
確からしさ
★★★
識別ポイント
開花期、葉の形態
参考図鑑
野に咲く花
コメント
写真の植物はキンポウゲ科カラマツソウ属のアキカラマツです。
本種は、カラマツソウ属の中ではもっとも身近な種の一つとして知られ、日本全土で見ることができます。
カラマツソウ属の特徴としましては、三出複葉と言われる繊細な葉の形と、白~黄白色の花を多数付ける点がポイントです。
写真で花のように見えているものは蕾です。この後、萼が開き、中から多数の雄しべが出てきて開花します。
カラマツソウの仲間の多くは初夏~盛夏に開花し、秋には枯れてしまいますが、アキカラマツは、名前のとおり7月の終わりから10月頃まで開花が見られます。
写真は撮影日が8月29日ですので、この時点でまだほとんどが蕾であるということが、本種を同定する上で大切な手がかりとなります。
以前、この掲示板で開花期のミヤマカラマツが投稿されていますので、撮影日を比べると花期の違いがよくわかると思います。
また、一つ一つの小葉の形に注目してみますと、基部が丸く、先が3~5裂しており、まるで“動物の足跡”のように見える点も、覚えやすい特徴です。
本種とよく混同されているミカン科のマツカゼソウは、小葉が真ん丸で切れ込みが無いことから容易に区別できます。
そろそろ、写真の群落も開花する頃かと思いますので、ぜひ可愛らしい花をご覧になって下さい。
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ミヤマカラマツの投稿はこちら
https://i-zukan.jp/posts/891
アカカラマツの掲載図鑑一覧はこちら
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=5264
回答日2018年09月01日
回答