消去法でイヌガラシ?




推察される和名 | イヌガラシ |
自信度 | ★★★ |
撮影場所 | 神奈川県 / 座間市 |
撮影日時 | 2019-07-06 |
休耕田の畦に咲いていました。
花の付き方からアブラナの仲間かと思ったのですが、花はまだ開ききっておらず、そのためイヌガラシなのか?と言う状態です。
草丈は20cm程度、つぼみの付き方がいかにもアブラナ。長さ5cm程度の粗い鋸歯がある。等で大凡イヌガラシ属なのでしょうが「神奈川県植物誌2018」を見ると正確に分類するには果実の付け方を見る必要があるみたいですね。(但し交雑種もかなりあるとか)
一応この個体の花には花弁が付いているので、イヌガラシとしていいように思うのですが。
花の付き方からアブラナの仲間かと思ったのですが、花はまだ開ききっておらず、そのためイヌガラシなのか?と言う状態です。
草丈は20cm程度、つぼみの付き方がいかにもアブラナ。長さ5cm程度の粗い鋸歯がある。等で大凡イヌガラシ属なのでしょうが「神奈川県植物誌2018」を見ると正確に分類するには果実の付け方を見る必要があるみたいですね。(但し交雑種もかなりあるとか)
一応この個体の花には花弁が付いているので、イヌガラシとしていいように思うのですが。

aw
投稿日 | 2019年07月07日 |
最終更新日 | 2019年08月04日 |
閲覧数 | 2,267 Views |
専門家の回答

小林先生(長池公園)
小林先生(長池公園副園長)からコメントがありましたので掲載します(事務局)
***
いつもたくさんのご報告を投稿して下さり、誠にありがとうございます。楽しく拝見させていただいております。
さて、早速お写真の植物ですが、ご推察のとおりイヌガラシでお間違いないと思います。
夏になっても、刈りこまれたあとの芝地や畔道などからたくましく生えてきて咲いているのをよく目にします。
休耕田の畔で見つかる可能性のある、黄色い花弁を持ったアブラナ科の雑草はいくつかありますが、株が小さいこと、写真にわずかに写り込んでいる棒状の果実、茎上部の葉が大きくて切れ込まないこと、茎が赤味を帯びて曲がり気味であることなどから判別できます 。
この仲間で比較的よく見られる種類としましては、アオイヌガラシ、ミチバタガラシ、スカシタゴボウ、ヒメイヌガラシ(雑種)などがあります。
前二者は花弁を欠くこと、スカシタゴボウは葉がよく切れ込み茎を抱くこと、
ヒメイヌガラシはアンバランスな細長い花序を持つことなどから見分けることができます。
最終的には、仰るとおり、果実の形状や付き方なども参考にしていただくとより確実でしょう。
***
いつもたくさんのご報告を投稿して下さり、誠にありがとうございます。楽しく拝見させていただいております。
さて、早速お写真の植物ですが、ご推察のとおりイヌガラシでお間違いないと思います。
夏になっても、刈りこまれたあとの芝地や畔道などからたくましく生えてきて咲いているのをよく目にします。
休耕田の畔で見つかる可能性のある、黄色い花弁を持ったアブラナ科の雑草はいくつかありますが、株が小さいこと、写真にわずかに写り込んでいる棒状の果実、茎上部の葉が大きくて切れ込まないこと、茎が赤味を帯びて曲がり気味であることなどから判別できます 。
この仲間で比較的よく見られる種類としましては、アオイヌガラシ、ミチバタガラシ、スカシタゴボウ、ヒメイヌガラシ(雑種)などがあります。
前二者は花弁を欠くこと、スカシタゴボウは葉がよく切れ込み茎を抱くこと、
ヒメイヌガラシはアンバランスな細長い花序を持つことなどから見分けることができます。
最終的には、仰るとおり、果実の形状や付き方なども参考にしていただくとより確実でしょう。

回答日2019年07月24日

aw
小林先生
何時もコメントを有難うございます。
またたいした投稿でないにもかかわらず楽しんで頂き幸いです。
この投稿以来体調を崩してしまいその後の経過が全く追えていないのですが、イヌガラシで間違いないようですね。
頂いたコメントにもありましたが、まさに直近で刈り込まれた痕跡のある休耕田の畦道でした。
しっかりと花が咲いている状態を観察したかったのですが、それは来年の楽しみに取っておこうと思います。
何時もコメントを有難うございます。
またたいした投稿でないにもかかわらず楽しんで頂き幸いです。
この投稿以来体調を崩してしまいその後の経過が全く追えていないのですが、イヌガラシで間違いないようですね。
頂いたコメントにもありましたが、まさに直近で刈り込まれた痕跡のある休耕田の畦道でした。
しっかりと花が咲いている状態を観察したかったのですが、それは来年の楽しみに取っておこうと思います。
回答日2019年08月04日

回答