専門家の回答
小林先生（長池公園）
小林先生（長池公園副園長）からコメントがありましたので掲載します（事務局）
＊＊＊
種名
タンザワイケマ
確からしさ
★★☆
識別ポイント
花と葉の形態
参考図鑑
神奈川県植物誌2018、丹沢に咲く花(有隣堂)ほか
コメント
山梨県で撮影されたイケマ似の植物ですが、タンザワイケマの可能性が高いと思われます。
神奈川県～山梨県にかけて分布するイケマの変種で、外側5枚の花冠裂片が反り返らないことが特徴です。
この点以外にも、花期のわずかなズレや葉基部の湾入が小さく葉がスマートな傾向があることなどもポイントとして指摘されています。
また、写真からは確認できませんが托葉の有無も重要のようです。
私も先日、山梨県でイケマの写真を撮りましたので改めて見返してみますと、こちらは花冠裂片がはっきりと下向きに反り返っており、タンザワイケマではありませんでした。(添付写真)
パッと見ではスルーしてしまいそうな違和感にお気付きになり、疑いの目を向けられたこと、さすがの一言ですね。
なお、同じく花冠が反り返らない特徴を持つ別種のコイケマは、花が黄色っぽい、花数が少ない、花序の柄が短い、葉の形が異なる、などの点で見分けることができます。
イケマとコイケマ（次コメント）の写真を参考までに添付致します。
以上
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種名
タンザワイケマ
確からしさ
★★☆
識別ポイント
花と葉の形態
参考図鑑
神奈川県植物誌2018、丹沢に咲く花(有隣堂)ほか
コメント
山梨県で撮影されたイケマ似の植物ですが、タンザワイケマの可能性が高いと思われます。
神奈川県～山梨県にかけて分布するイケマの変種で、外側5枚の花冠裂片が反り返らないことが特徴です。
この点以外にも、花期のわずかなズレや葉基部の湾入が小さく葉がスマートな傾向があることなどもポイントとして指摘されています。
また、写真からは確認できませんが托葉の有無も重要のようです。
私も先日、山梨県でイケマの写真を撮りましたので改めて見返してみますと、こちらは花冠裂片がはっきりと下向きに反り返っており、タンザワイケマではありませんでした。(添付写真)
パッと見ではスルーしてしまいそうな違和感にお気付きになり、疑いの目を向けられたこと、さすがの一言ですね。
なお、同じく花冠が反り返らない特徴を持つ別種のコイケマは、花が黄色っぽい、花数が少ない、花序の柄が短い、葉の形が異なる、などの点で見分けることができます。
イケマとコイケマ（次コメント）の写真を参考までに添付致します。
以上
回答日2019年09月02日
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