サガミランとは
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推察される和名 | その他(植物) |
自信度 | ★★☆ |
撮影場所 | 神奈川県 |
撮影日時 | 2019-09-22 |
そろそろ今年のマヤラン/サガミランも終盤になって来たようです。
「神奈川県植物誌2018」にてマヤランとサガミランの違いがある程度明確に記載されているので、今年はそれを手がかりに観察をしてみました。
なお「神奈川県植物誌2018」では独立種として扱われていますが、こちらのシステムではマヤランの別名として扱われているため、推察される和名は「その他(植物)」としました。
「神奈川県植物誌2018」では単純に花の色が紫色を帯びるものがマヤランで、乳白色のものはサガミランと一目で判る違いとなっています。
しかしサガミランの詳細な特徴として
1.花茎と鞘状葉が緑色
2.苞が三角形で長さ4.5~6mm程度と短い
3.花が小型(マヤランと比較して)
と上げられています。
しかし今年私が観察したものについては1.以外が尽く当てはまりませんでした。
具体的には
マヤランの苞の長さ:5mm~10mm(3株)
サガミランの苞の長さ:10mm~15mm(4株)
と、むしろサガミランの方が長い傾向が見られました。
また花の大きさについては背・側萼片の長さを比較してみましたがどちらも25mm程度、側花弁についても15mm程度と大きな差はみられませんでした。
マヤランの苞の長さについては「神奈川県植物誌2018」に記載されている値と同じですが、サガミランのそれについては随分と差があるように感じました。
また「花の大きさの差」については具体的な値が示されていないためよく判らない結果となりました。
残念ながら今年は一番の花期にあたる初夏に体調を崩してしまい、ほとんど(こちらに報告をさせて頂いたものだけ)観察ができなかった点です。
秋咲き株に期待したのですが、どういう訳か今年は上記の通り数が少なかったため、環境の変化が始まっているのかどうか気になっているところです。
「神奈川県植物誌2018」にてマヤランとサガミランの違いがある程度明確に記載されているので、今年はそれを手がかりに観察をしてみました。
なお「神奈川県植物誌2018」では独立種として扱われていますが、こちらのシステムではマヤランの別名として扱われているため、推察される和名は「その他(植物)」としました。
「神奈川県植物誌2018」では単純に花の色が紫色を帯びるものがマヤランで、乳白色のものはサガミランと一目で判る違いとなっています。
しかしサガミランの詳細な特徴として
1.花茎と鞘状葉が緑色
2.苞が三角形で長さ4.5~6mm程度と短い
3.花が小型(マヤランと比較して)
と上げられています。
しかし今年私が観察したものについては1.以外が尽く当てはまりませんでした。
具体的には
マヤランの苞の長さ:5mm~10mm(3株)
サガミランの苞の長さ:10mm~15mm(4株)
と、むしろサガミランの方が長い傾向が見られました。
また花の大きさについては背・側萼片の長さを比較してみましたがどちらも25mm程度、側花弁についても15mm程度と大きな差はみられませんでした。
マヤランの苞の長さについては「神奈川県植物誌2018」に記載されている値と同じですが、サガミランのそれについては随分と差があるように感じました。
また「花の大きさの差」については具体的な値が示されていないためよく判らない結果となりました。
残念ながら今年は一番の花期にあたる初夏に体調を崩してしまい、ほとんど(こちらに報告をさせて頂いたものだけ)観察ができなかった点です。
秋咲き株に期待したのですが、どういう訳か今年は上記の通り数が少なかったため、環境の変化が始まっているのかどうか気になっているところです。
aw
投稿日 | 2019年10月06日 |
最終更新日 | 2019年10月06日 |
閲覧数 | 2,403 Views |