専門家の回答
小林先生(長池公園)
小林先生(長池公園副園長)から回答がありましたので、掲載します
****
種名
プラティア(エクボソウ)
確からしさ
★★★
識別ポイント
花と葉の形態、生育環境
参考図鑑
なし
コメント
写真の植物は、タスマニア島やオーストラリアなどに自生する園芸植物「プラティア(Pratia pedunculataまたはPratia puberula)」です。
キキョウ科の多年草で、茎葉が匍匐して密な群落を作る性質から、寄せ植えやロックガーデン、グラウンドカバープランツとして
花壇、庭先に植えられます。撮影地は東慶寺の墓地ということですので、栽培品が野生化(逸出)している状態と思われます。
以前、この掲示板で回答させていただいたヒメイワダレソウ(リッピア)やコバンバコナスビと同様のケースです。
日本の自生植物では、調べても該当する種類が見つからなかったことと思いますが、似ているものはありませんでしたか?
例えば、ニワゼキショウの仲間、タニギキョウなどが何となく似ていると思います。
前者は花びらの枚数が普通6枚で葉っぱが細長いので、類縁関係は無さそうです。
後者はというと、花の色や形こそ異なるものの、花びらの枚数は5枚で一致、茎葉が這っている感じもどことなく似ていますよね。
タニギキョウと同じ仲間だとすると、キキョウ科ということになりますので、“キキョウ科・匍匐性・園芸種”を
キーワードに、園芸植物のカタログやwebの画像検索で調べると、すぐにプラティア属に行き当たることができるでしょう。
私のおすすめは、ホームセンターなどへ買い物に出かけた時に、ついでに園芸店を覗いてみることです。
今回も、この投稿を拝見し、「あーこの花、どこかの園芸店で見たなー。」と思い出しながらコメントを書いています。
また、野外で見慣れない外来植物を見た場合、その周辺のお宅からの逸出をまず疑うわけですが、
人様のお庭を一つ一つ覗いて廻るわけにも行きませんので、その地域の花屋さんや園芸店に行ってみると良いです。
意外とすぐ近くに購入先と思しきお店があったりして、それはそれで謎解きのような面白さがありますよ!笑
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種名
プラティア(エクボソウ)
確からしさ
★★★
識別ポイント
花と葉の形態、生育環境
参考図鑑
なし
コメント
写真の植物は、タスマニア島やオーストラリアなどに自生する園芸植物「プラティア(Pratia pedunculataまたはPratia puberula)」です。
キキョウ科の多年草で、茎葉が匍匐して密な群落を作る性質から、寄せ植えやロックガーデン、グラウンドカバープランツとして
花壇、庭先に植えられます。撮影地は東慶寺の墓地ということですので、栽培品が野生化(逸出)している状態と思われます。
以前、この掲示板で回答させていただいたヒメイワダレソウ(リッピア)やコバンバコナスビと同様のケースです。
日本の自生植物では、調べても該当する種類が見つからなかったことと思いますが、似ているものはありませんでしたか?
例えば、ニワゼキショウの仲間、タニギキョウなどが何となく似ていると思います。
前者は花びらの枚数が普通6枚で葉っぱが細長いので、類縁関係は無さそうです。
後者はというと、花の色や形こそ異なるものの、花びらの枚数は5枚で一致、茎葉が這っている感じもどことなく似ていますよね。
タニギキョウと同じ仲間だとすると、キキョウ科ということになりますので、“キキョウ科・匍匐性・園芸種”を
キーワードに、園芸植物のカタログやwebの画像検索で調べると、すぐにプラティア属に行き当たることができるでしょう。
私のおすすめは、ホームセンターなどへ買い物に出かけた時に、ついでに園芸店を覗いてみることです。
今回も、この投稿を拝見し、「あーこの花、どこかの園芸店で見たなー。」と思い出しながらコメントを書いています。
また、野外で見慣れない外来植物を見た場合、その周辺のお宅からの逸出をまず疑うわけですが、
人様のお庭を一つ一つ覗いて廻るわけにも行きませんので、その地域の花屋さんや園芸店に行ってみると良いです。
意外とすぐ近くに購入先と思しきお店があったりして、それはそれで謎解きのような面白さがありますよ!笑
回答日2018年07月07日
うらちゃん
ありがとうございました。また丁寧な説明に感謝します。近所の園芸店にも注意を払います。
回答日2018年07月07日
回答