ヨモギの仲間？

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推察される和名	イヌヨモギ
自信度	★★☆
撮影場所	青森県
撮影日時	2018-09-11

青森県の石灰岩地の草原でみかけたもの。
最初はイヌヨモギを考えましたが、葉が随分と分厚い点や、裂片が鋭い点などで異なる気がします。
少し調べてみたものの、これという種に当たれませんでした。お分かりになる方いらっしゃれば教えていただけると幸いです。

2019年11月追記
先月、津軽半島の海岸でも似たものを見かけました。どうやら、イヌヨモギが妥当そうです。

投稿日	2018年09月25日
最終更新日	2019年11月15日
閲覧数	4,364 Views

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専門家の回答

小林先生（長池公園）

小林先生（長池公園副園長）からコメントがありましたので、掲載します（事務局）

＊＊＊

tanaemiさまからのコメントにもありますように、私もオトコヨモギに近いと直感しましたが、ヨモギ類は、頭花・茎・葉裏・無花茎の葉など各部位の様子を確認できないと、種の特定までは難しいグループだと思います。
青森県には、オトコヨモギ以外にも亜種ハマオトコヨモギと、希産種オニオトコヨモギが分布していますが、「北海道の草花（北海道新聞社）」に掲載されている亜種ハマオトコヨモギの画像は、写真の個体とよく似ているような気がします。
なお、仰るように、イヌヨモギとは茎上部の葉の形態や頭花の付き方が異なるようです。参考までに、典型的なイヌヨモギの画像を添付します。

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回答日2018年09月26日

小林先生
詳しいコメントをいただき、ありがとうございます。
各部位の写真を撮り忘れしまい、1枚の写真のみでダメ元で質問させていただいた次第です。

確かに、ハマオトコヨモギが一番近そうだと感じました。

回答日2018年10月01日

回答

tanaemi

オトコヨモギ？ではないでしょうか。

回答日2018年09月26日

tanaemi

ハイメドハギの根元、種差海岸で見られるオトコヨモギです。ハマオトコヨモギでしょうか？

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回答日2018年09月26日

yamasyoku

私も種差海岸に行った時に明らかにオトコヨモギっぽいのに葉が厚く光沢があるものを沢山見ました！全然ちゃんと調べずに勝手に「これがハマオトコヨモギだろう」と思っております。

回答日2018年09月30日

tanaemi

種差海岸では珍しいものではなく普通に見られるものでオトコヨモギとして認識していました。夏には寄生するハマウツボを見ることができます。
ハマウツボはカワラヨモギに寄生することが多いと言う記述も有りますが種差海岸ではカワラヨモギに寄生するハマウツボは見られません(脱線しました）

回答日2018年09月30日

yamasyoku

初めてちゃんと図鑑を見てみましたが、改訂新盤日本の野生植物では、ハマオトコヨモギは、頭花が2mmで(オトコヨモギは1.5mm)、葉がふつう羽状若しくは2回羽状に中裂するとありますね。小林先生が書かれているオニオトコヨモギは、私の図鑑の写真だと結構見た目が違います。ですので、海岸や石灰岩地でちょっと光沢を持ったオトコヨモギかも知れませんね。
寄生については、確かただのヨモギに寄生するものもあったと思いますが、ヨモギ属は寄生しやすい何かがあるのでしょうね！

回答日2018年10月01日

tanaemiさま、yamasyokuさま、情報いただきありがとうございます！
私自身、オトコヨモギ、ハマオトコヨモギともに見たことがあるのですが、今回見つけたヨモギは葉が分厚く光沢があり、様子が異なるように感じました。
しかし、小林先生も仰られているように、ハマオトコヨモギとするのが妥当かな、と考えています。
ヨモギ類の種同定は難しいですね･･

回答日2018年10月01日