科すらあたりがつけられません……
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推察される和名 | その他(植物) |
自信度 | ★★★ |
撮影場所 | 静岡県 / 東伊豆,城ヶ崎高原の南側,八幡野港の法面です。 まわりにはヒメツルソバやムラサキカタバミが咲いてました。 |
撮影日時 | 2018-01-27 |
多肉植物は正直「多肉植物」としか認識していなかったので,科や属のあたりもつけられません。検索の際の「葉が互生か対生か」なども,多肉植物に当てはめられるのかわからず……
また,海近くに特有のものなのかもわからず,お手上げ状態です。
ご教示いただけると嬉しいです。
(追記)小林先生にお答えいただき,錦蝶(キンチョウ)と判明しました(図鑑に載っていないようなので和名欄は「その他」となっています)。
また,海近くに特有のものなのかもわからず,お手上げ状態です。
ご教示いただけると嬉しいです。
(追記)小林先生にお答えいただき,錦蝶(キンチョウ)と判明しました(図鑑に載っていないようなので和名欄は「その他」となっています)。
miat
投稿日 | 2018年02月03日 |
最終更新日 | 2019年03月04日 |
閲覧数 | 2,032 Views |
専門家の回答
小林先生(長池公園)
小林健人先生(長池公園副園長)からの回答が届きましたので投稿します(事務局)
******
種名:錦蝶(キンチョウ)
確からしさ:★★★
識別ポイント:葉の形状、模様
参考図鑑:園芸植物図譜(平凡社)
**
日本離れした独特の姿でありながら、“多肉植物らしい”ということ以外は何の仲間なのか見当が付きませんよね。
結論から申しますと、これはベンケイソウ科の園芸種 ‘錦蝶(きんちょう)’と思われます。(※Kalanchoe tubifloraまたはBryophyllum delagoense)
カランコエといえば、一般的には鉢花のイメージが強いですが、様々な品種があります。
鮮やかな花だけでなく、葉の形や色、模様などを楽しむ多肉植物としての顔も持っているのです。
写真の植物は、ヒョウ柄をした筒状の葉がとても特徴的であり、このことが一番の手がかりになります。
たとえ科名がわからなくても、“葉の形と模様”をヒントに、多肉植物のカタログやweb画像検索などで、一般的なものから順に絵合わせをしてみるのも一つの手です。
なお、本種は、伊豆や竹富島などの温暖な地域において、石垣や岩場に野生化していることが古くから知られています。
葉の先端にできる不定芽が落ちてそこから根を這って広がる性質上、逃げ出しやすいのかもしれませんね。
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種名:錦蝶(キンチョウ)
確からしさ:★★★
識別ポイント:葉の形状、模様
参考図鑑:園芸植物図譜(平凡社)
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日本離れした独特の姿でありながら、“多肉植物らしい”ということ以外は何の仲間なのか見当が付きませんよね。
結論から申しますと、これはベンケイソウ科の園芸種 ‘錦蝶(きんちょう)’と思われます。(※Kalanchoe tubifloraまたはBryophyllum delagoense)
カランコエといえば、一般的には鉢花のイメージが強いですが、様々な品種があります。
鮮やかな花だけでなく、葉の形や色、模様などを楽しむ多肉植物としての顔も持っているのです。
写真の植物は、ヒョウ柄をした筒状の葉がとても特徴的であり、このことが一番の手がかりになります。
たとえ科名がわからなくても、“葉の形と模様”をヒントに、多肉植物のカタログやweb画像検索などで、一般的なものから順に絵合わせをしてみるのも一つの手です。
なお、本種は、伊豆や竹富島などの温暖な地域において、石垣や岩場に野生化していることが古くから知られています。
葉の先端にできる不定芽が落ちてそこから根を這って広がる性質上、逃げ出しやすいのかもしれませんね。
回答日2018年02月05日
miat
お答えありがとうございます!実は,カランコエという名前自体初耳でした。
葉の形は検索表で選びようがなかったのですが,棒形とでもいうのでしょうか。そもそも多肉植物は検索表に当てはめられるのでしょうかね?
そのあたりの疑問も解消すべく,多肉植物に注目した本やサイトを見てみようと思います!
ありがとうございました。
葉の形は検索表で選びようがなかったのですが,棒形とでもいうのでしょうか。そもそも多肉植物は検索表に当てはめられるのでしょうかね?
そのあたりの疑問も解消すべく,多肉植物に注目した本やサイトを見てみようと思います!
ありがとうございました。
回答日2018年02月05日
回答