長野県白樺峠から毎週お届け! 本邦初!?のタカの渡り予報です。
予報官は久野公啓さんです。(白樺峠と久野さんのご紹介はこちらをご覧下さい)
あたるかどうかは週間天気予報とタカの気分次第?
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2018年9月6日の予報
・来週火曜日以降の晴天2日目がチャンス
・今シーズン序盤はサシバ好調で、1000羽を超える日も!?
・台風の余波で頑張ればアカハラダカも見られるか?
週間天気予報によると、白樺峠の天気は10日(月曜)頃までは秋雨前線の影響により、雨の降りやすい日が続きそうです。その期間内にも雨の止み間はあるでしょうが、タカたちに大きな動きはないでしょう。
その分、天候が回復したタイミングでの渡りには大いに期待できます。青空が戻った初日も悪くはないでしょうが、サシバは晴天2日目に大きな集団が現れることが多いので、ここが一番の狙い目。今シーズンの序盤はサシバの動きだしが好調なので、1000羽を越える日が近々おとずれるはずです。前線活動の予測は天気予報のプロにも難しいものなので、気象情報をこまめにチェックしましょう。
5日朝に日本海を北上した台風の風に流され、アカハラダカが本来の移動コースを外れ、本州に上陸した可能性があり、そのの通過にも期待がもてます。当地で観察されたアカハラダカは、サシバの大きな群れに混じって通過していったケースが多いのですが、実際に見られたのは、毎回、集中力と幸運を持ち合わせた一部の人だけのようです。がんばって探してみましょう。
小鳥の移動はまだ本格化していませんが、サンショウクイの渡りはこの時期がピーク。主に早朝、数十羽の密集した群れが、賑やかに鳴きかわしながら通過してゆくのが見られます。
(くの)
★週末の予報(9/8~9/9)
★来週の予報(9/10~9/13)
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