タカの渡りキャンペーン
タカの渡り週刊予報【2018年9月27日】そろそろノスリ、ツミのタイミング
この一週間の振り返り
この一週間も秋空には恵まれず、雨や曇りの日が多くなりました。そのため、よく晴れた23日(日曜)に渡りが集中しましたが、ちょうど3連休中に命中。「たか見の広場」ではたくさんのホークウォッチャーがタカたちの勇姿を楽しみました。
先週の予報「貴重な晴れ間となりそうな23日(日)前後に期待」はまさに大正解です!
これまでにカウントされたサシバとハチクマは、既に例年の総数並みか、それ以上の数に達していますが、まだ渡りは終了していません。その根拠は通過個体の年齢構成にあります。この2種は、渡りの最盛期までは成鳥メイン、終盤になると幼鳥メインの群れが通過してゆくのですが、今のところ、成鳥が大半を占め、幼鳥はまだ少数派です。もうしばらくはサシバ、ハチクマの渡りに期待できそうです。
24日あたりから、ノスリとツミの姿も目立つようになり、これら4種が同時に飛ぶ光景がごく普通に見られていますが、これは9月下旬から10月上旬ならではのものです。さらに、ハヤブサやチゴハヤブサ、オオタカも渡りの時期を迎えています。いろんなのタカを見比べられるのも渡り観察のよいところ。識別力に磨きをかけたい方には、いちばんのオススメシーズンです。
来週の予報
・引き続き悪天。貴重な晴れ間の28日(金)と台風24号が通過後のタイミング
・ノスリ、ツミの本隊がそろそろ! サシバ、ハチクマの幼鳥・居残り組も。
*続きをご覧なるには有料コースへの加入が必要です。無料トライアル中の方もご覧いただけます。