永田芳男さんの日本全国花行脚
第2回 南西諸島に咲く野生のテッポウユリ
『山溪ハンディ図鑑 山に咲く花』や『レッドデータプランツ』などでおなじみの植物写真家の永田芳男さん。髭がトレードマークで髭さんと呼ばれていましたが、いまでは髭も真っ白くなりました。三つ子の魂百までで、いまだに植物を追いかけて日本全国花行脚を続けています。旅先で出会った野生の草や木を主体に、時に花の名所なども兼ねて、永田さんが気になった植物をひとつずつ紹介していただきます。
テッポウユリは花屋で売られていたり、
生えている量が多いのは圧倒的に南西諸島である。
花には良い香りがあるが、園芸用に品種改良されたものでは、
日本原産のこのユリは、ヨーロッパでは特に人気があり、
毎年のように石垣島を訪れるのだが、下の写真は2023年5月1日に撮影した。御神崎(
永田芳男(ながた・よしお)
1947年生まれ。植物写真家。おもな著書に『山溪ハンディ図鑑 山に咲く花』『増補改訂新版 絶滅危惧植物図鑑レッドデータプランツ』(いずれも山と溪谷社)など多数。
【図鑑.jpのテッポウユリのプレビューページ】
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=2615
★プレビューページは無料です。初めての方は2週間の無料体験が可能です。