【新種の発見と記載】長野県で発見した3種のイグチ
~ホテイイロガワリ、ニオイバライロイグチ、モウセンアシベニイグチ
菌類の中で肉眼で見える子実体を形成するものをきのこと呼んでいます。カビなどと比較して大型で目につきやすいので、きのこには、「以前から存在は知られているが名無しの権兵衛」といった種類が沢山存在しています。
日本に産する既知のきのこはおよそ2500種とされていますが、実際にはその数倍が存在するであろうとされています。きのこの種数に対して専門の分類学者の人数が圧倒的に少ないので、すべてのきのこに名前が与えられるまでかなりの年月が必要になると考えられます。