菌類の一覧
2018年4月に、図鑑jp、菌類ジャンルのサービス拡充のために実施したアンケート。
おかげさまで、168名の方に回答いただく充実のアンケート結果となりました。
アンケートは、各地の菌類同好会やTwitterを中心に拡散していただいたので、きのこレベルの高い回答結果かなという感じです。今回はその結果の一部をご紹介します。
きのこの楽しみ方=食べる?食べない?
「きのこの楽しみ方」について聞いた結果のうち、食べる人がどのくらいの割合でいるのか集計してみました。
しばらく在庫切れだった『新装版山溪フィールドブックス きのこ』が図鑑jpに入っています。少し古い図鑑で分類体系が古く、また、書籍のスキャンによる電子書籍なのですが、いまでも定番きのこ図鑑のひとつです。
この図鑑は、「フィールド版でありながら、マツタケやマイタケ、キシメジなどのきのこ1068種、庭などの植物に取りついて病気を起こす植物寄生菌39種、変形菌48種、合計1155種類を掲載した小さな大図鑑」というものです。
掲載図鑑紹介と言いつつやや個人的な話で恐縮ですが、わたくし事務局Kの修士論文はじつはキノコでした。いろいろあって「そうなってしまった」という感じなのですが、キノコを2年間調査する中で、そのおもしろさに目覚めたのが冬虫夏草の1種「タンポタケ」の発見でした。
この仲間は、ツチダンゴというキノコに寄生します。そのツチダンゴは、ミズナラなどに共生する菌根菌で、その子実体(つまりキノコ)は土の中に作るという不思議なキノコです。
図鑑jpでは、各図鑑を連動させるために基幹となる種のデータベースを設けています。例えば植物の場合は、植物分類学会様が環境省のレッドリストを作成するために構築されたGreenList、野鳥の場合は日本鳥類学会の日本鳥類目録を使用させていただいています。それぞれ和名や学名、科名などを活用し、その中で「和名」をキーに図鑑を連動させています。
ついにはじまりました菌類ジャンル。掲載図鑑の筆頭はなんと言ってもこの1冊。『山溪カラー名鑑 増補改訂新版 日本のきのこ』。なんといっても圧倒的な写真たち。そして、圧倒的な重さ(笑)。きのこ図鑑の定番中の定番ですよね。
ドカベンの愛称で長く親しまれ、2011年にDNA分類を採用した増補改訂新版となりました。本書の巻頭に書かれた保坂健太郎先生の「増補改訂新版にあたって」からはじまる、DNA分類の現状などの解説はぜひお読みください。
撮影場所 神奈川県 / 川崎市
撮影日時 2012-09-23
近所のコナラの雑木林に生えていました。わたしにはどの仲間かも...わかりません。ご教示いただけたらうれしいです。
......(続きはリンク先をご覧下さい)
https://i-zukan.jp/posts/407
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ついに図鑑jpに「きのこ」が登場!
さっそくミケナさんから質問投稿が来ました。