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そもそも図鑑jpって?の一覧

そもそも図鑑jpって?【6】で書きましたように、質問・報告掲示板はユーザの方に「知りたいことを質問する」「これ見たよ!と共有する」していただくことが目的なのですが、サービスとしてはもう一つ重要な意図があり設けています。

図鑑jpの事業提案書の冒頭には、次のように書いてあります。

今、最高の図鑑は、これまでに出版された書籍の図鑑です。しかし、遺伝子解析などにより日々新しい知見が増え、また、多くのユーザーの目による情報もデジカメやネットの普及によって増えています。書籍の図鑑を前提に、それを土台にユーザーが情報を投稿することで補完し、成長するプラットフォームとして機能し、「究極の図鑑」をつくる場を提案します。

図にするとこんな感じ


図鑑jpでは、ユーザが自分の見た生き物の情報を質問したり報告したりする「質問・報告掲示板」を設けています。

★質問・報告掲示板トップ

掲示板の目的は大きく分けて2つあります。
1つはもちろん、「ユーザが、わからないことを質問したり、見たものを共有するため」です。


図鑑jp、PC版のビューア(電子書籍ページ)はこのような画面になっています。

①和名・科名・学名で検索。2文字以上入力すると検索候補を表示
②図鑑・ページの切り替えができる
③画面中央をクリックすると、上下メニューの表示・非表示の切り替えができる
このほか、左右スワイプで前後のページへ移動、バーでページ移動、拡大縮小・目次・しおり機能など。


さて、そんな図鑑jpのサービスの土台は、タイトルの通り、複数出版社(正確には出版社だけではなく博物館やNPO法人にもはいっていただいています)を横断した、、定額制電子書籍の読み放題サービスです。

★図鑑jpの掲載図鑑一覧はこちら


最近ありがたいことに、図鑑jpを「なんとなく知っているけれど、そもそもどういうサービスか知らない」という方が増えてきたなーと感じています。それに、サービス開始から1年以上経って、掲示板での専門家回答やコラム、種群別のキャンペーンなど、サービスが少しずつ増えてわかりにくくなっているのも事実。
そのあたりを説明しよう!と思ったのですが、そうするとそもそも図鑑の話から始めなければならないと思いました(笑)

まずはこちらの表。

最近ブームと言われるものは、小学館さんのNEOなどに代表される「子ども向け図鑑」や、「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)のような「おもしろ図鑑」ですが、図鑑jpは「学術図鑑」「実用図鑑」と分類される愛好者やプロの方が利用する図鑑を掲載するサービスとしています。
よく事務局では「所詮オタク向けサービスだからさ!」と自虐的なのか誇らしげなのかわからない会話がなされるのですが、まあそういうことです。


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