掲載図鑑紹介の一覧
図鑑jpでは、本日植物コース・全ジャンルコースに『日本産シダ植物標準図鑑』全2冊、『桑原義晴 日本イネ科植物図譜』が追加となり、掲載図鑑が合計51冊となりました。
2016年、2017年に学研プラス社から出版された『日本産シダ植物標準図鑑Ⅰ』『日本産シダ植物標準図鑑Ⅱ』は、最新の分子系統に基づいて再整理された分類体系で、2巻合わせて720種類のシダと380種の雑種が掲載されています。生態写真や標本写真、分布図、形態比較表などで構成され、日本のシダを知る上でなくてはならない図鑑です。
昆虫コースで「近日公開」となっていた『日本原色アブラムシ図鑑」を公開しました。
ちょっとぎょっとしてしまう写真が並んでいることは否定しませんが、和名を見ているだけで本当に植物との関係が深いんだなあということがわかります。
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ハナトラノオコブアブラムシ
ツリフネソウアブラムシ
ウツギトックリアブラムシ
ミツバウツギトックリアブラムシ
チューリップヒゲナガアブラムシ
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最後には、通常の和名・学名索引の他に「寄主植物和名別アブラムシ和名一覧」といったページも。
北海道大学出版会様の『日本産トンボ目幼虫検索図説』。
正に専門図鑑! トンボ目幼虫...つまり、ヤゴだけの検索図鑑です。しかも、ヤゴによって日本のトンボ目全体の分類が整理されている図鑑です。
https://i-zukan.jp/contents/50
ポリネーター(送粉者)としてとても重要なマルハナバチ。この図鑑は、日本のマルハナバチの5亜属15種・6亜種を生態・生息環境写真約450枚と鮮明な標本写真約100枚を使って紹介した決定版図鑑です。
https://i-zukan.jp/contents/49
この度「昆虫」「その他動物」ジャンルが追加され、さらにラインナップが充実してきた図鑑jp。
今回新たに追加された『岐阜県の魚類』は、岐阜県で記録された全110種の魚類(在来73種、外来37種)を網羅した魚類図鑑です。 なんと岐阜県の在来種は73種類で、琵琶湖を有する滋賀県をも上回るそう。
水田などの湿った場所で見かけるタカサブロウ。
ただれ目などに薬効がある本種は、もともと「タダレメソウ」と呼ばれていたそう。
その後、「高三郎」という名の武士にちなんで、語感の良い「タカサブロウ」に転じたというのが著者の自説です。
真相や如何に。
質問投稿にもあったサクラソウ科のクサレダマ(https://i-zukan.jp/posts/778)ですが、「腐れ玉」ではありません。
最近、図鑑jpに追加された『野草の名前 夏』で調べてみましたが、よくよく読まないと理解できない内容でしたので、ちょっと整理してみます。
先日見かけたホタルブクロについて、新しく加わった『野草の名前[夏]』で見てみたのですが、なかなか面白かったのでご紹介します。
https://bit.ly/2kjUg4I
(※植物コース加入中の方はビューアが立ち上がります。20日間の無料トライアルでもご覧いただけます)
このたび、図鑑.jpの植物コースで『野草の名前』シリーズ(写真・解説:髙橋勝、絵:松見勝弥、発行:山と溪谷社)が読めるようになりました。
季節別に、「春」「夏」「秋・冬」の3巻に分かれています。
「移入種・帰化種」は大きな社会問題となっています。図鑑jpでは、植物ジャンルに全国農村教育協会の『日本帰化植物写真図鑑』『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』の2冊が掲載されます。
この2冊の図鑑は、帰化植物という時代によって移り変わる存在に対応するように成長してきました。
第1巻目の初版は2001年。その直後に、出版元である全国農村教育協会で「全農協・日本帰化植物友の会」が結成され、日々帰化植物の情報がやりとりされています。(※現在は「全農教友の会」に統合)。
◆葉っぱの形に深く切れ込んだものがない問題
事務局の新人Tから、「エイザンスミレにたどり着けないのはなぜでしょう」という指摘があり、早くも『スミレ類早見表』を改定しました(汗)
https://i-zukan.jp/contents/41
シンプルな構成で羽衣などの写真も充分。箇条書きスタイルの解説と合わせて、初心者が頑張って使うにも上級者の確認用にも最適な一冊です。