9月、10月に展開した「ぜんぶ答えますキャンペーン」の先生方の回答に触発され、「ぱっと見同定」を脱却すべく、図鑑jpの図鑑群をきちんと活用して、種の識別をやります!

写真は、ちゃんと識別しない男「山と溪谷社いきもの部ブチョー」が投げ散らかしたツイッター @Yamakei_ikimono の写真を活用します。

本人は「タヒバリ?」と逃げています。ブチョーは、種名の後につねに「かな?」が付き、きちんとした同定をしたことがありません。

さて...まずは写真をちゃんと見ます。タヒバリかビンズイか。中級者にとってはバカみたいなことかもしれませんが、そういうレベルということでお付き合い下さい。直感的にはタヒバリだと思いますが、そこをきちんと理詰めで行くわけです。

そもそもはお腹の縦斑の存在で、まずはタヒバリかビンズイと思いました。その上で赤矢印の目の上下の線は識別のポイントになるでしょうか?

まずは『鳥くんの比べて識別野鳥図鑑670』のタヒバリのページを開きます。
https://goo.gl/oemQq7 (*有料会員、無料トライアル中の方は図鑑のページが開きます)

残念ながら、タヒバリの横にビンズイはいません。この際、ヨーロッパビンズイとかムネアカタヒバリなどの迷鳥は一旦見なかったことにします(いいのか?)。

①眉斑は基本的に不明瞭
②眼の下にうっすらと黒褐色の細い線が入ることが多い

ふむ。
そして、ビンズイを見ます。

①明瞭は眉斑
②頬に小さな白斑と黒斑がある

むむ!頬に小さな白斑と黒斑があるのがビンズイ!
写真を見ると...ないかな? 眉斑はやや不明瞭ですね。
やはりタヒバリか!

念のため、『山溪ハンディ図鑑 新版日本の野鳥』を見ます。
https://goo.gl/skPpsV (*有料会員、無料トライアル中の方は図鑑のページが開きます)


むむ、ビンスイのページを見ると「よく似てるタヒバリは生息環境が異なり、上面の羽色は本種のような緑色味がない」と具体的な違いが述べられています。

ビンズイの生息環境は「明るい林や林縁」と言いつつ「越冬期には林床のよく整理された松林を特に好む」とあります。いや、今少ないですね林床がよく整理された松林って...という突っ込みはさておき、一方タヒバリの生息環境は一番目に「川原」とあります。

撮影地は多摩川の川原。そして、顔あたりの特徴。これは...やはりタヒバリですね!

諸先輩方...いかがでしょうか? タヒバリでいいでしょうか?(笑)

★図鑑jpタヒバリのプレビューページ(無料)
https://goo.gl/qiRPjC


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