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2018年3月の一覧

今週の定期便です。(先週の様子はこちら)
とにかく暖かい春、季節はどんどん進みます。観察している株はすっかり葉が開いて夏模様です。花は少しだけ残っていました。そして、実がどんどん大きくなっています。

それはそれとして、もう少し図鑑を読んで勉強してみました。ハンディ図鑑『樹に咲く花』を読むと、和名の由来の話がありました。


ヒメウズは「姫烏頭」と書き、烏頭とはトリカブトのこと。その葉や実が似ていることに由来するそうです。


撮影場所 千葉県
撮影日時 2018-03-18

田んぼの脇でうなだれていました。最初はカタバミとかそういうのかと思いましたが、近づいてよく見ると、これはヒメウズですよね?
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「u.y.」さんから、ご質問・ご報告いただきました。

撮影場所 東京都 / 町田市
撮影日時 2018-03-08

少し暗めの林縁で、ピンク色をしたキノコのようなドングリの根のようなものを見つけました。図鑑でシロソウメンタケ科等を探しても該当するものが見当たらず、もう一度現場でよく見ると先が緑色になり、葉っぱのようになっているものもありました。そこで今度は芽生えの図鑑を見たところ、アマナやカタクリ等の実生に似ている気がしました。ただ色も違うし、確信はありません。(ノビル等とは葉の分かれ方が違うような...)。
これから開花まで足しげく通って正体を確かめようとは思いますが、この段階でお分かりの方がいれば教えてください。
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『新訂 日本の鳥550 山野の鳥』(文一総合出版)は姉妹編の『日本の鳥550 水辺の鳥 増補改訂版』と合わせて550種類掲載されて......いるわけじゃなく、なんとそれぞれ「新訂」「増補改訂版」となっているので、605種類+外来種32種で合わせてなんと637種類が掲載されています。


スミレキャンペーン( 2018/3/22-4/30)では、生態や識別ポイントなど、写真以外の質問も受け付けています。

★応募フォーム(※)
https://goo.gl/forms/0duukjhyOndng32y1
※すべての質問についていがり先生が答えるわけではありません

そこで「高尾山の名を持つタカオスミレですが、実際、ヒカゲスミレとはちがうのでしょうか?」という禁断の(?)質問にご回答いただきました! ご当地ものは難しいですね。。。


おだまきさんの「とても小さいスミレ」という質問に、いがり先生から回答です。

https://i-zukan.jp/posts/511

「アスファルトの隙間のような乾燥して日当たりがよいと、このようなコンパクトな姿になることがあります。」としつつ「スミレ」ではないかという回答。


先週の様子はこちら
いつも見ている株は葉もすっかり茂り、花も少なくなってきました。緑色の小さな果実も増えてきました。それでもまだ蕾もあって、まだ花期は続いているようです。近くの別の株はまだ満開状態でした。

果実というか子房?は花がついているときに既に膨らみ始めるんですね。


図鑑.jpでは、日本のスミレ図鑑の決定版『山溪ハンディ図鑑 増補改訂日本のスミレ』の著者である植物写真家のいがりまさしさんを迎え、スミレの関わる特別コンテンツの提供やユーザから質問などにお答えいただく「春のスミレキャンペーン」を展開します。

特設ページはこちら→https://i-zukan.jp/pages/camp_sumire.html


スミレキャンペーンの準備と並行して、実はシギチキャンペーンの準備も進めています。

シギ・チドリ調査でおなじみ、バードリサーチさんにお願いして、コラムや掲示板回答も準備中。
そして事務局Kはバードリサーチのシギチ大王との打ち合わせの結果、初心者向けのシギチ図鑑を作成中のようです。


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