あらかじめお伝えしますが、わたしは野鳥...特に水鳥は初心者です。なので自分が調べる過程を投稿しますが...間違えていたらすみません!

さて、多摩川に行ったら見慣れないカイツブリがいました(写真1枚目)。早速、スマホで図鑑jpをチェックです。

まずは「カイツブリ」で検索します。色々考えず、そのまま一覧性に優れていて識別ポイントが分かりやすい『♪鳥くんの比べて識別!......』を開きます。

カイツブリのページの次をめくると似た種類が載っていました。「ミミカイツブリ」と「ハジロカイツブリ」が似ています。念のため2、3ページめくっても似たものは出てこないので、この2種の可能性が高いようです。

『♪鳥くん...』にはミミとハジロの識別点が分かりやすく『「顔」比べ』というコラムになっています。顔上部の黒い所が目に対してどうなっているか、そして、くちばしの反り返り具合がポイントのようです。

うむ、これはハジロカイツブリだな!

念のため他の図鑑にジャンプしてチェックします(これ重要!本当に重要ですよ)。検索窓で「ハジロ...」と入力してハジロカイツブリを選択。ここから新版 日本の野鳥』『日本の鳥550 水辺の鳥 増補改訂新版』をスイスイと巡回。大丈夫そうです!

そして、『原色日本野鳥生態図鑑ー水鳥編』で、何を食べるか、繁殖生態や社会的分散の項目を読む。ほー、ヨーロッパの繁殖地では小型カモメ類と混生コロニー作ることが多い...ことなどを学び、繁殖期の彼らを想像します。

しかし...さっきからそのハジロカイツブリのそばに色違いのカイツブリがいて、あれはなんだろう...と思ったわけです(写真2枚目)。


赤茶色の頭...。けっこう近くにいるのでつがいかと思ったのですが、各図鑑を見ると雌雄の色の違いはなさそうです。が、夏羽は茶色いのです。1月に夏羽!?と思ったのですが、ちょっと待て...落ち着くのだ。

これは年中ここにいるただの「カイツブリ」ではないか? と思い、図鑑を見比べます。むむむむ、カイツブリの冬羽か...。あ、ハジロカイツブリの目は、夏でも冬でも真っ赤だ!カイツブリは赤くない!! (写真3枚目)



おおおお、近くにいても、これは別種のカイツブリだ!

...というひとりカイツブリ類を学んだ冬の休日でした。

諸先輩方...大丈夫でしょうか?

★図鑑jpのハジロカイツブリのプレビューページ
https://i-zukan.jp/category/syu?category_id=322
*無料トライアルで20日間、図鑑が読み放題です。


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