昆虫コースで「近日公開」となっていた『日本原色アブラムシ図鑑」を公開しました。

ちょっとぎょっとしてしまう写真が並んでいることは否定しませんが、和名を見ているだけで本当に植物との関係が深いんだなあということがわかります。
---
ハナトラノオコブアブラムシ
ツリフネソウアブラムシ
ウツギトックリアブラムシ
ミツバウツギトックリアブラムシ
チューリップヒゲナガアブラムシ
---
最後には、通常の和名・学名索引の他に「寄主植物和名別アブラムシ和名一覧」といったページも。

しかも、こういった和名は、Webで検索しても出てこないものが多数あります。1983年と古い図鑑ですが、この図鑑にしか掲載されていない情報がたくさんあるということです。

元々の図鑑紹介文には次のようなアブラムシ愛の詰まった文章が。
---
微小で弱々しい昆虫なので一般の関心をあまりひかないグループですが、同じ種のなかに翅のないものとあるものが出現する多型現象、世代交代、夏と冬で寄主がかわる寄主転換、コロニー内での役割分担など、生物学的に面白い側面をたくさん持っています。
---

昆虫に興味が...という方だけでなく、植物を見ている方にもおすすめです。ぜひ使ってみてください!

★図鑑はこちらから→https://i-zukan.jp/contents/56
※図鑑の閲覧は有料(昆虫コース=月額300円)。20日間の無料トライアルでもご覧いただけます。


カテゴリ
月別