図鑑jpでは、ユーザが自分の見た生き物の情報を質問したり報告したりする「質問・報告掲示板」を設けています。
掲示板の目的は大きく分けて2つあります。
1つはもちろん、「ユーザが、わからないことを質問したり、見たものを共有するため」です。
もちろん「定額制図鑑使い放題」のサイトなので図鑑を使って調べていただきたいのですが、図鑑を見てもわからないこと、自信が持てないことは当然ありますよね。
そういう時に、詳しい人が教えてくれる、またそのやりとりを見ているユーザにとっても学びになる場となればと思っています。
また、ユーザ同士でやりとりしていただくほかに、「専門家による回答」も行っています
★専門家による回答一覧
現在は、植物=小林健人さん(長池公園副園長)、野鳥=平岡考さん(山階鳥類研究所)が定期的に回答くださっているほか、期間限定のキャンペーンで各分野のスペシャリストに掲示板で回答していただくことがあります。
・春のシギチ祭り
バードリサーチシギ・チドリ担当守谷年史さんが回答
・春のスミレキャンペーン
『ハンディ図鑑日本のスミレ』の著者いがりまさしさんが回答
・ぜんぶ答えますキャンペーン植物編
小林健人さん、林将之さん(『ハンディ図鑑樹木の葉』)、藤田さん(長野県植物誌研究会)、秋山幸也さん(相模原市立博物館)が回答
・ぜんぶ答えますキャンペーン野鳥編
平岡考さんが回答
専門家の方は、実際のお仕事の中で質問に答えていることも多いと思いますが、そのやりとりは個々の中で閉じられているので、ほかの人が目にすることはあまりありません。
ウェブ上で名前を出して文章で回答いただくのは、難しい質問も解決するというだけでなく、「どうやって絞り込んでいくのか」といった思考過程が現れるので、閲覧している人にも学びになります。
そういった狙いで、専門家の方に回答いただくということを行っているのですが、もちろんすべての質問に専門家の方が回答することはとてもとてもとても、できません。
(「名前と肩書きを出して回答する」というのは大変な労力なのです!)
それに、毎回専門家の回答になると、場の敷居が高くなるかもしれません。
なので、まずはユーザの方同士で解決してもらう、という形を基本にしつつ、ここぞというときに専門家の方に回答いただく、というような形が良いのではないかと考えています。
掲示板に投稿するのは、今のところ無料会員登録だけでOKなので、ぜひ、お願いします!→投稿はこちらから
そして、掲示板のもう一つの目的は「ユーザの情報が図鑑を補完する」ということ。詳しくは「そもそも図鑑jpって?【7】」で説明します!
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