季節の便りの一覧
早春に花が咲いて、いったい誰が送粉するのかと調べてみたら、なんと専属のコガタホオナガヒメハナバチというハチだそうです。1対1の関係のようで、ウグイスカグラの細長い花筒に口が届くように進化しているそうです。
1月中旬から近所のウグイスカグラを花が咲かないか、花咲かないかとずっと観察しているのですが...。
とりあえず1カ月間の変化をまとめてみました。温度は、その1週間の最高気温の平均です。伸びている感じはありますが...。
先週の土曜日に近所のウグイスカグラが咲きそう...と書きましたが、1週間たって、同じツボミかは分かりませんが、同じ株で...まだ花は開いていませんでした。
叶内拓哉さんのコラム「図鑑には載ってない野鳥の話」の第3回でムクドリの集団ねぐらの話がありました。
https://i-zukan.jp/columns/13
その中で、「ねぐらに入る前には、必ず水浴びをする」ことを仕切りに強調されていました。そんなことで、お休みの日に近所の河原に行って見たのですが、当てずっぽうに行ったのでムクドリは1羽も現れず...。
一般的には、ミヤマシキミの変種ツルシキミは、日本海側に分布することになっています。多雪に対する適応の結果、幹が匍匐するのが特徴だそうです。
しかし、神奈川県の丹沢山地では、シカが食べないということもあって群生が見られます(ハンディ図鑑機に咲く花より)。この理由は、分かるような分からないような微妙な感じですね(笑)。
ただ、図鑑jpで、神奈川県植物誌で分布を見ると、丹沢でもミヤマシキミの方が広く分布しているようです。
先日、投稿しました七十二候の乃東生(なつかれくさしょうず)ですが、改めまして整理して投稿いたします。
七十二候の乃東生(なつかれくさしょうず)は12月22日から26日までで、夏になると枯れてしまう靭草(ウツボグサ)の芽が出ることだそうです。どうしてこんな寒い時期に芽が...という疑問をもったわけです。
図鑑jpで調べると、確かに花の後に匍匐枝が伸び芽が付く...という記載がありましたが、実際にその姿が掲載されている図鑑はありませんでした。
そこで、Facebookでその旨投稿したところ、八王子市にある長池公園の小林健人さんからお写真が届きました。
今年の冬は寒いですね。雪の少ない関東の低山にはそろそろシモバシラ(氷華)が見られます。写真は何年か前のクリスマスイブの日に、神奈川県丹沢の低山で撮影したものです。