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2018年3月の一覧

そういうことで、毎週観察しているウグイスカグラから離れ、もっと花付きのいい大きな個体を見に行きました。

いやー、来ましたよ! 羽音も立てず小さなハチが! 花粉をいっぱいつけて!!
これがウグイスカグラ専属のポリネーター・コガタホオナガヒメハナバチなのでしょうか?(そうに違いない!)


今朝はちょっと肌寒かったですが、春らしい1週間でした。いつものウグイスカグラを見に行きました。

まだつぼみもありましたが、株全体としては満開...やや過ぎた感じです。雌しべにはたっぷりと花粉がついています。いくつかだけですが、実ができはじめていました。


「カモシカ」さんから、ご報告いただきました。

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撮影場所 茨城県 / 猿ケ城渓谷
撮影日時 2018-03-17

去年の4月初旬にコチャルメルソウを見た沢へ、今の開花状況がどうなっているかを見に行ってきました。
結果は案の定蕾で、去年同様花が開くのは4月になってからぐらいのようです。
花を見れなかったのは残念ですが、花が咲いている頃よりも見つけづらい貴重な蕾を見れたので良しとして、また4月頃に出掛けてこようと思います。
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awさんからの質問投稿です。確かにどこにでもあって、よく見かけますが、ちゃんと同定しているか...というとちょっと微妙です。
https://i-zukan.jp/posts/477

長池公園副園長の小林さんの回答は、ミドリハコベ、コハコベ、イヌコハコベ、ウシハコベの4種の特徴を挙げて、それぞれ解説いただいています。


長良川で後ろ姿だけ撮影できたこの鳥。nasuさんは、その姿と直線的にすごいスピードで飛んでいくことから「タカ?」と思われたようです。

しかし...さすがに平岡先生。写っているのは写真の影なのか羽の模様なのか、たしかにちゃんと見れば分かります。そして、図鑑をきちんと見れば......。

続きはリンクをご覧下さい。
https://i-zukan.jp/posts/471


今では紙の図鑑は入手困難な『原色日本野鳥生態図鑑』(陸鳥編、水鳥編)の紹介です。

①とにかく生態情報がいい。
解説は分布や生息地といった基本情報に加え、「採食形態」「繁殖生態」「社会的分散」が項目として立っています。ここがこの図鑑の最大特徴です。ちなみに形態解説はまったくなく、いっそ清々しい感じです。

②科の解説も勉強になる。
最近の図鑑は「科の解説」が少ないかほとんどなくて、その科がなんたるか...どういう特徴をもち、世界的にはどういう種類がいるか...などを知る機会が少なくなっているように思います。もちろん1995年の図鑑ですから、分類体系は古いものですが、それでも勉強になりますよ。


子供の頃、夏休みに愛媛の祖父母の家に行くと、毎朝キジバトが鳴いていたのですが、最近朝起きるとキジバトの鳴き声がして懐かしく思い出します。

そんなキジバトの声を私はずっと「ポーポー、ポポー、ポーポー、ポポー、ポーポー、ポッ」(※最後唐突に切れる)だと思っていたのですが、『バードリサーチ生態図鑑』や『日本の野鳥』を見ると「デデッポーポーと鳴く」等と書かれており、え、ポーポー、ポポーでしょ?
と目がテンになりました。
そういう記述は難しくてね〜、とかそういうことじゃなくて!ポーポー、ポポーですよね?!どこが「デデ」?!

...前置きが長くなりましたが、そのキジバトを図鑑jpで調べてみました。


早春に花が咲いて、いったい誰が送粉するのかと調べてみたら、なんと専属のコガタホオナガヒメハナバチというハチだそうです。1対1の関係のようで、ウグイスカグラの細長い花筒に口が届くように進化しているそうです。

これは是非見てみたいと思って、今日も観察に行きました。が、まぁ30分ぐらいしか見てなかったのですが、だーれも花には来ませんでした。


いがりまさしさんの「日本のスミレ再考」の第2回が公開されました。

今回は、日本海側のスミレを代表する、あの距がひゅっと伸びたナガハシスミレです。北アメリカ大陸北東部と隔離分布することが知られていました。いがりさんが研究者とともにカナダを訪れたところ......。


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