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植物の一覧

先週の様子はこちら
いつも見ている株は葉もすっかり茂り、花も少なくなってきました。緑色の小さな果実も増えてきました。それでもまだ蕾もあって、まだ花期は続いているようです。近くの別の株はまだ満開状態でした。

果実というか子房?は花がついているときに既に膨らみ始めるんですね。


図鑑.jpでは、日本のスミレ図鑑の決定版『山溪ハンディ図鑑 増補改訂日本のスミレ』の著者である植物写真家のいがりまさしさんを迎え、スミレの関わる特別コンテンツの提供やユーザから質問などにお答えいただく「春のスミレキャンペーン」を展開します。

特設ページはこちら→https://i-zukan.jp/pages/camp_sumire.html


そういうことで、毎週観察しているウグイスカグラから離れ、もっと花付きのいい大きな個体を見に行きました。

いやー、来ましたよ! 羽音も立てず小さなハチが! 花粉をいっぱいつけて!!
これがウグイスカグラ専属のポリネーター・コガタホオナガヒメハナバチなのでしょうか?(そうに違いない!)


今朝はちょっと肌寒かったですが、春らしい1週間でした。いつものウグイスカグラを見に行きました。

まだつぼみもありましたが、株全体としては満開...やや過ぎた感じです。雌しべにはたっぷりと花粉がついています。いくつかだけですが、実ができはじめていました。


「カモシカ」さんから、ご報告いただきました。

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撮影場所 茨城県 / 猿ケ城渓谷
撮影日時 2018-03-17

去年の4月初旬にコチャルメルソウを見た沢へ、今の開花状況がどうなっているかを見に行ってきました。
結果は案の定蕾で、去年同様花が開くのは4月になってからぐらいのようです。
花を見れなかったのは残念ですが、花が咲いている頃よりも見つけづらい貴重な蕾を見れたので良しとして、また4月頃に出掛けてこようと思います。
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awさんからの質問投稿です。確かにどこにでもあって、よく見かけますが、ちゃんと同定しているか...というとちょっと微妙です。
https://i-zukan.jp/posts/477

長池公園副園長の小林さんの回答は、ミドリハコベ、コハコベ、イヌコハコベ、ウシハコベの4種の特徴を挙げて、それぞれ解説いただいています。


早春に花が咲いて、いったい誰が送粉するのかと調べてみたら、なんと専属のコガタホオナガヒメハナバチというハチだそうです。1対1の関係のようで、ウグイスカグラの細長い花筒に口が届くように進化しているそうです。

これは是非見てみたいと思って、今日も観察に行きました。が、まぁ30分ぐらいしか見てなかったのですが、だーれも花には来ませんでした。


いがりまさしさんの「日本のスミレ再考」の第2回が公開されました。

今回は、日本海側のスミレを代表する、あの距がひゅっと伸びたナガハシスミレです。北アメリカ大陸北東部と隔離分布することが知られていました。いがりさんが研究者とともにカナダを訪れたところ......。


昨日は、ちょうど上京中だったいがりまさしさんとスミレキャンペーンの打ち合わせをしました。

「ハンディ図鑑 日本のスミレの巻頭にある『類への検索表』が、わたしには使えないんですよ...。そもそもひとつの検索表に『花』と『果実』が入っているのって無理がないですか? あと、花柱の形態なんて、花を解体するんですか? 」などとスミレ初級者の悩みと不満をぶちまける。

その上で、「いがりさんは、現実的にはどうやって同定してますか? 花の手前5mから始めてください!」と無理難題を。


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