スタッフブログ - 図鑑.jp
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今では紙の図鑑は入手困難な『原色日本野鳥生態図鑑』(陸鳥編、水鳥編)の紹介です。

①とにかく生態情報がいい。
解説は分布や生息地といった基本情報に加え、「採食形態」「繁殖生態」「社会的分散」が項目として立っています。ここがこの図鑑の最大特徴です。ちなみに形態解説はまったくなく、いっそ清々しい感じです。

②科の解説も勉強になる。
最近の図鑑は「科の解説」が少ないかほとんどなくて、その科がなんたるか...どういう特徴をもち、世界的にはどういう種類がいるか...などを知る機会が少なくなっているように思います。もちろん1995年の図鑑ですから、分類体系は古いものですが、それでも勉強になりますよ。


子供の頃、夏休みに愛媛の祖父母の家に行くと、毎朝キジバトが鳴いていたのですが、最近朝起きるとキジバトの鳴き声がして懐かしく思い出します。

そんなキジバトの声を私はずっと「ポーポー、ポポー、ポーポー、ポポー、ポーポー、ポッ」(※最後唐突に切れる)だと思っていたのですが、『バードリサーチ生態図鑑』や『日本の野鳥』を見ると「デデッポーポーと鳴く」等と書かれており、え、ポーポー、ポポーでしょ?
と目がテンになりました。
そういう記述は難しくてね〜、とかそういうことじゃなくて!ポーポー、ポポーですよね?!どこが「デデ」?!

...前置きが長くなりましたが、そのキジバトを図鑑jpで調べてみました。


早春に花が咲いて、いったい誰が送粉するのかと調べてみたら、なんと専属のコガタホオナガヒメハナバチというハチだそうです。1対1の関係のようで、ウグイスカグラの細長い花筒に口が届くように進化しているそうです。

これは是非見てみたいと思って、今日も観察に行きました。が、まぁ30分ぐらいしか見てなかったのですが、だーれも花には来ませんでした。


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